「指が赤く腫れて痛む」
「何かに当たるとすごく痛い」
「40代なのに老化と言われた」
こんな悩みを抱えていませんか?
これはキャシー中島さんも直面した悩みですが、ヘバーデン結節は単なる老化現象ではありません。
こちらでは、ヘバーデン結節が起こる本当の原因と対処法について書いています。
ヘバーデン結節の経過
キルト作家でタレントのキャシー中島さんは20歳からパッチワークを始め、最初に指の異変に気付いたのは45歳頃との事です。
右手小指の第1関節が赤く腫れだしたものの、キルトを縫うときは痛まなかったので放っていたそうです。
ですが徐々にコブのようになり気になったので病院に行ったらヘバーデン結節と診断されました。
そしてヘバーデン結節は老化現象だから仕方ないと言われ、痛み止めと湿布をもらうだけだったのです。
そのため、日常生活に不便を感じながらも痛みに耐える毎日を送った結果として指が変形したのです。
なぜヘバーデン結節になったのか?
キャシー中島さんによると好きなキルトを縫っているときだけは痛くなかったとの事なので、原因はその辺に隠されています。
ヘバーデン結節が起こる原因は関節の浮腫みと筋肉の緊張なので、動いて血流が高まっている時の方が楽なのです。
今回の場合はあまり使わない小指にヘバーデン結節が起こったので、安静にしているのは逆効果です。
むしろ、あまり使わない指だからこそ浮腫みやすく緊張しやすいのでヘバーデン結節が起こったと考えられます。
もちろん他にも原因がある可能性もありますが、多くの場合は浮腫みと緊張を緩和することでヘバーデン結節も解消できるのです。
ヘバーデン結節を解消するには
指を揉んだり伸ばしたりするのも効果はありますが、やっている時は気持ちよくても解決には至りません。
確かに指のストレッチは浮腫みと緊張の緩和に役立ちますが、大切なのは指だけでなく肩回りから行う事です。
指先が浮腫んで緊張するという事は肩回りから流れが悪くて緊張している可能性が高いのです。
そのため、ヘバーデン結節を解消するには肩甲骨を含めた肩回りから動かすのが効果的です。
やり方)
- 頭の後ろで手を組む
- 胸を張って肘を外側に開く
- なるべく大きく10回ほど繰り返す
肩甲骨が動いているの感じながら行うと肩回りの緊張をほぐして流れを高めて浮腫みを解消できます。
まとめ
ヘバーデン結節は痛みに耐えて放っておくと指の変形が始まります。
そして指を動かしている時の方がマシに感じるのが特徴です。
大切なのは肩回りから流れを高めることなので肩甲骨の動きも意識しながら体操をしましょう。