「へバーデン結節で指が腫れて痛むようになった」
「病院でもらったエクオールでは完治しなかった」
「イソフラボンは効くのかな??」
こんな悩みを抱えていませんか?
イソフラボンやエクオールが効くのは不足している時だけです。
こちらではイソフラボンやエクオールが効く場合と効かない場合の対処法について書いています。
へバーデン結節とは
へバーデン結節は指の第一関節が腫れて痛む疾患で、女性ホルモンが減少する閉経時期の女性に多いのが特徴です。
女性は性ホルモンであるエストロゲンが豊富な間は、エストロゲンの作用により血圧やコレステロール値が一定に保たれています。
ですが、閉経を迎えることで急激にエストロゲンの分泌量が減ると高血圧や高コレステロール血症が現れます。
こうなると急激に身体にむくみが現れ、指先まで腫れてしまいへバーデン結節となるのです。
イソフラボンとは
イソフラボンは血圧の上昇を抑え、血中コレステロールを抑える働きで注目されています。
女性の場合は、女性ホルモンのエストロゲンが血圧やコレステロールの上昇を抑えています。
イソフラボンは腸内細菌の働きによりエクオールへと変換され、エクオールはエストロゲンが不足した時に代わりとなって働いてくれます。
イソフラボンがエストロゲンに似た働きをするというのは、血圧やコレステロールの上昇を抑えて血管壁の肥厚を抑制する作用があるからです。
実際に閉経を迎えた女性は血圧やコレステロールの値が上昇しますが、イソフラボンの摂取で数値が改善したという報告があります。
イソフラボンは豆乳などの大豆製品に多く含まれる成分です。
浮腫みが原因でない場合
イソフラボンやエクオールが効くのはあくまで浮腫みの解消のみです。
そのため筋肉の緊張でへバーデン結節が悪化している場合には効果が少ないのです。
へバーデン結節は筋肉の緊張と浮腫みが主な原因なので、どちらが主体なのかでイソフラボンやエクオールの効果は変わってきます。
基本的に筋肉の緊張が主体の人は変形が少なく痛みが強いのが特徴で、浮腫みが主体の大切なのは首の緊張を緩めることなので、肩回りの運動はしっかりと行いましょう人は痛みは少なく変形が主体です。
ですが基本的にはどちらの原因も関連しています。
筋肉の緊張を緩めるには、運動で筋肉をほぐして身体を温めることが基本です。
特に冷え性の人はお風呂などで温めるのも有効です。
まとめ
へバーデン結節は女性ホルモンが減少する閉経の時期に多いのが特徴です。
イソフラボンやエクオールが効くのは浮腫みが原因のへバーデン結節だけです。
筋肉の緊張が主な原因の人は体操で肩回りを動かして身体を温めましょう。