股関節の痛みを訴える人は多くいます。
ですが、本来なら股関節は痛みにくい関節です。
今回は、そんな股関節が痛んだ時の体操を紹介します
股関節が痛む原因
股関節が痛むのは、股関節に負担がかかっているからです。
痛みは股関節周りの筋肉が硬くなるために起こりますが、筋肉が硬くなるのは股関節に負担がかかっているからなのです。
そのため、股関節周りの筋肉を緩めても、股関節への負担を減らさないと何度でも股関節は痛みます。
股関節に負担をかける原因の多くは骨盤の動きが悪いからです。
そして骨盤の動きを悪くさせているのは、長時間のデスクワークなどです。
骨盤が歪んでいる人の特徴
骨盤が歪んでいる人は腸腰筋の動きが悪くなっています。
腸腰筋は大殿筋の拮抗筋なので、大殿筋の影響も大きくあります。
特にデスクワークなどで大殿筋が圧迫されていると、腸腰筋の動きは余計に悪くなります。
本来なら歩いていれば腸腰筋の動きは戻りますが、運動不足の人は腸腰筋の動きがどんどん悪くなります。
腸腰筋の動きが悪いと膝を上げる動作に余計な力が入ります。
余計な力が入っていると徐々に股関節の動きが悪くなります。
だから大切なのは、脱力した状態で股関節が動くようにする事なのです。
骨盤を整えるスマート筋トレ
股関節を脱力させるためには、痛みのない範囲で股関節を動かすことが大切です。
股関節が痛んだ状態では歩くことは出来ません。
だから歩かずに股関節に刺激を入れることが大切です。
やり方)
立った状態で片足を浮かす
力を抜いて前後に足を振る
痛くない範囲で前後に20回振り逆の足も行う
やり方)
立った状態で片足を浮かす
何かにつかまって身体を安定させて足を左右に振る
脱力した状態で足を左右に20回振り逆の足も行う
多くの人は股関節が痛い時でも無理をして歩いてしまいます。
ですが、痛みを我慢して歩いていると痛みから腸腰筋が硬くなります。
だから痛い時には無理をせずに脱力して体操をするのが大切です