[kaiwa1]私が目指しているのは、死ぬまで元気に動ける身体づくりです。
高齢になってからでも身体は鍛えられますが、大切なのは脱力だと考えています。
今回は脱力を実践する方法について書いています。[/kaiwa1]
年齢とともに変わる身体
人間の身体は年齢とともに変わっていきます。
何が変わるかというと、
- 筋肉の量
- 筋肉の質
などです。
筋肉の量が減ることで身体の保水力が減っていきます。
保水力が減ると身体が水分不足となり筋肉の機能が落ちやすくなります。
また運動不足だと筋肉の質も落ちます。
人間の身体はストレスを感じると、自然と筋肉が緊張して硬くなってしまいます。
本来ならのんびりとリラックスできれば筋肉は緩みますが、筋肉の質が低下するとリラックスが出来なくなります。
そのため加齢によって筋肉の質が低下するほどに脱力を心がけることが大切です。
脱力をするのは難しいですが、普段から心がけることで得意になっていきます。
筋肉を緩みやすくするためには、普段から緊張と弛緩を繰り返すことが大切です。
筋肉にギュッと力を入れて、一気に力を抜く動きを繰り返します。
簡単な方法ですが、繰り返し行うことで筋肉は緩みやすくなります。
大切なのは筋肉が緩むのを感じることで、筋肉が緩む感じをしっかりと覚えれば脱力が得意になります。
肩すくめ体操
筋肉が緩むのを感じるためには、まずは筋肉を緊張させます。
ぎゅーっと力を入れてから力を抜くと筋肉が緩むのを感じられます。
肩すくめ体操は筋肉を緊張させてから緩める体操です。
東洋医学では、五禽戯(ごきんぎ)と呼ばれる体操の猿戯(さるぎ)という動きに含まれます。
普段から緊張すると肩をすくめてしまいます。
それを意識的にすることで肩回りの筋肉の緊張を緩めることが可能です。
顔は少し上を向き、肩を耳に近づけます。
首の付け根に肩甲骨が近づいているのを感じながら3秒ほど行うと強く筋肉が緊張します。
強く緊張させてから肩をすとんと落とすと、肩回りの筋肉が緩んで肩が動かしやすくなります。
[kaiwa1]身体の動きが悪いと筋トレをする人がいます。
ですが日常生活において筋肉量はそんなに必要ではありません。
生涯において動ける身体にするには筋肉の質が重要です。
筋肉の質は普段から緩ませることで向上します[/kaiwa1]