慢性的な疲労や不調に悩まされていませんか?
「朝から疲れている」
「夕方にはクタクタだ」
「やる気が出ない」
こんな症状が続いているなら副腎疲労かもしれません。
今回のブログを見れば副腎疲労の原因と東洋医学の対処法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
副腎疲労が引き起こす慢性的な疲労と不調
副腎疲労とは主にアドレナリンとコルチゾールの分泌が不足している状態です。
アドレナリンが不足すると身体に力が入りにくく疲れやすくなり、コルチゾールが不足すると朝に起きられなく意欲が低下します。
不足する原因は色々とありますが、大きな原因となるのが心身にかかるストレスです。
肉体疲労に睡眠不足が続くと徐々にアドレナリンが不足し、精神的なストレスが続くとコルチゾールが過度に分泌され必要な時に足りなくなります。
他にも腸内環境や生活習慣なども問題になりますが、副腎疲労は自律神経との関連が大きくあります。
ストレスを感じると交感神経が優位になり、すると血糖値を上げるためにコルチゾールが分泌されるからです。
副腎疲労に関連する東洋医学の視点
東洋医学から見れば副腎疲労は単なるホルモンの不足ではなく、腎の気虚や水虚が問題と考えます。
腎気虚は主に腎の機能低下であり、腎水虚は腎の血流量の減少になります。
腎気虚が起こる原因は主に過労や不摂生ですが、さらに冷えなども原因と考えます。
腎水虚は加齢に伴い起こりやすく、筋肉量の減少や水分と塩分の不足も主な原因となります。
そのため、東洋医学で副腎疲労を解消するには身体の負担を減らす事も大切ですが、まずは腎の血流量を高める事になります。
腎の血流量を高めるのに効果的なのはツボ押しと、腎臓と副腎周りの体操になります。
副腎を癒すツボ押しケア
お勧めなのが腎兪(じんゆ)というツボを押してから深呼吸をすることで、腎兪は基本的に身体を温めるのに役立つツボです。
腎兪の場所はウエストの一番細いところの線上で、第2~3腰椎の間の外側で左右に指の幅2本分のところです。
大体おへその高さ位で背骨の両側にあり、人に指圧してもらうのも効果的です。
セルフで行う場合はゴルフボールのような丸くて硬いものを置いてその上に10秒くらい寝ころぶのが簡単です。
その後は体操で筋肉を伸ばすので、あぐらをかいて背筋を伸ばし腕を横から挙げて身体を横に倒しましょう。
しっかりと身体の側面を伸ばしながら5秒ほど息を吐きながらキープすると腎の機能が高まります。
まとめ
副腎疲労はアドレナリンやコルチゾールの不足とされています。
東洋医学から見れば腎気虚や腎水虚となります。
解消のためには腎の血流量を増やすツボ押しケアが効果的です。
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