疲れている人が増えているのは何故か?

毎日疲れていませんか?

「朝から疲れている」

「寝ても疲れがとれない」

「疲れが溜まっていく」

現代ではこんな人が増えています。

今回のブログを見れば疲労に悩んでいる人の多さと原因に対処法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします

現代人は疲れている?

現代人にアンケートをとると8割の人が疲れていると答え、男女ともにシニアよりも20~40代の若い人が疲れていると答えます。

睡眠の時間は6時間を切っている人が4割ほどいて、睡眠以外の休息時間が2時間を切っている人は5割を超える結果となりました。

そして疲労していると答えた若い世代の多くは肉体疲労よりも精神疲労だと答え、スマホやパソコンも原因の一つになっています

疲労していると答えた人の中には思考能力の低下や注意力の低下などに加え、頭痛や肩こり、腰痛などの肉体的な悩みを抱えていました。

それらに伴い行動力が低下する事で休日も満足に動くことが出来ず、疲れがとれないままに週明けの仕事を迎えているとの事です

意外なのは50代を過ぎるころから逆に疲労を訴えている人は減少し、60代の人の方が元気に過ごしている割合が増えるという事です。

疲労の原因

疲労とは心身への過負荷により生じた活動能力の低下のことを指し、主な原因としては運動不足・睡眠不足・栄養不足の3つの不足があります。

疲労していると答えた人の多くは睡眠時間を削ってスマホをしていたり、偏った食事をして運動もろくにしていない人が目立つのです

多くの若い世代はデスクワークに従事しているので運動不足の人が多く、食事や睡眠を後回しにしている人が多いのです。

体力が充実しているはずの20~30代の方が50~60代よりも疲労しているので、若い世代は無意識に身体に大きな負担をかけている事が分かります。

逆に50代以降の人は体力の低下を実感しているからこそ、無理をせずに健康のために運動や食事に気を使っています

そのため、疲労している人の多くは仕事の疲労が問題なのではなく、仕事以外の時間の使い方が問題になっているとも言えるのです。

疲労の解消法

疲労を解消する最も基本となるのは、余計な負担はかけずに疲れた心身を労わるという事になります。

人間は働けば疲れるのは当然ですが遊びすぎても疲れますし、精神的なストレスをゼロにするというのは無理があります。

そのため、大切なのは減らせる負担は減らして、身体を回復させるための時間を確保する事が最も重要になります

身体を回復させるのは睡眠の時間ですが、長さよりも質の方が重要で睡眠の質を高めるには適度な運動は必須となります。

また、回復しやすい身体を作るためにも栄養バランスのとれた食事も重要で、元気になるためには栄養バランスも考えなければいけません。

まずは昼間のうちに歩く時間を増やし一汁三菜の食事を心がけることが基本となり、寝る前のスマホなどは控えて睡眠の質が高まるようにしましょう

こういった習慣を心がけるだけで、身体は疲労が溜まりづらく回復しやすい状態になるので悩んでいる人はぜひ実践してみて下さい。

まとめ

疲労を感じているのはシニア世代よりも若い世代です。

原因は3つの不足があり無理をしているからなのです。

睡眠の質を高めるために運動したり、栄養を補うために食事のバランスを考えることが何よりも大切です。

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