冬は肺炎のリスクが高いと知っていますか?
「喉が痛くなる」
「痰が絡む」
「頭痛がする」
こんな症状は肺で炎症が起こっているかもしれません。
今回のブログを見れば肺炎が起こる原因と予防法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします
肺炎にかかりやすい人
肺炎とは気道から肺にかけてウイルスや細菌が炎症を起こしている状態で、身体がウィルスや細菌を排出しきれない時に起こります。
なんらかの影響で気道粘膜が傷つくと免疫機能が低下し肺炎は起こりやすくなり、様々な種類の細菌が関わりますが肺炎の約40%は肺炎球菌が原因で起こります。
高齢者に最も多いのは食べ物や唾液が肺に入る誤嚥性肺炎となり、免疫力が低下する冬は特に起こりやすくなります。
先進国の中でも肺炎は老衰によって起こる死因の第一位となり、肺炎による死を自然な老衰と捉える国も多くあります。
また、免疫力が低下している人は若くても肺炎にかかりやすく、自己免疫疾患の薬を使っている人は特に注意が必要です。
他にも免疫力が低下しやすいのは糖尿病や腎臓病を患っていたり、アレルギー疾患でステロイドを常用している人です。
基本的な肺炎の予防法
肺炎の予防には日ごろの健康管理が大切で、基本的に冬はうがいや手洗いにマスクで風邪を予防する事が大切になります。
また、普段から夜更かしや深酒、偏食の傾向がある人は身体が弱って肺炎にかかりやすくなります。
こういった生活習慣は胃腸や肝臓などを弱らせ、肺などの呼吸器も弱ることでウィルスや細菌に負けやすくなります。
肺が弱ると肋骨の動きが悪くなり、背中の痛みや頭痛に肩こりなども起こりやすくなります。
また、肺炎になる人は普段から下痢や便秘などの身体の不調に悩まされている人が多くいて、普段からの不調が多い人ほど冬になるとリスクはさらに高まります。
急にウィルスや細菌に感染するのではなく、普段から身体に負担をかけて弱っているからこそ冬に肺炎は起こりやすくなるのです。
肺炎の予防法
健康な身体であれば、ウィルスや細菌が身体に入っても胃に落ちて殺菌されますし喉が潤っていれば菌は繁殖しにくくなります。
そのため、普段から一時間に一回は水分をとる習慣をつけることが一番の予防法になり、特に緑茶を飲む習慣は冬の肺炎予防として効果的です。
また、冬は免疫力が落ちやすいので、基本的に最も重要となるのは睡眠時間を確保する事になります。
免疫力が最も低下するのは気温の下がる夜なので、冬は特に夜更かしをしないようにしましょう。
また、寒い時期は体温の調節だけで体力を奪われるので、きちんと野菜などでビタミンを補給する事も大切です。
冬は鍋料理が特にお勧めで、白菜と大根、豆腐は風邪や肺炎を予防するのに効果的な食材なので冬は特に意識して食べましょう。
まとめ
肺炎は冬場に弱っている人ほど起こりやすくなります。
特に生活習慣が悪い人ほどリスクは高まります。
大切なのは冬はうがいや手洗いにマスクをして、きちんと睡眠と栄養補給を心がける事です。
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