ストレスで身体が弱ると知っていますか?
「ストレスは毎日ある」
「朝に起きられなくなった」
「食べ過ぎてしまう、、」
こんな悩みはストレスによってホルモンバランスが乱れるために起こります。
今回のブログを見れば副腎疲労が起きる原因と、根本的に解決するための生活習慣が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
ストレスと血糖値
人間はストレスを感じるとコルチゾールが分泌されて血糖値が大きく上昇しますが、身体を動かさないと身体の脂肪となります。
余った血糖値はインスリンの働きによって身体に吸収されますが、頻繁にコルチゾールが分泌されていると糖尿病の原因にもなります。
また、ストレスが慢性的にあると徐々にインスリンが効きにくくなり、インスリンの効果が出にくいことでセロトニンが作りにくくなります。
そしてストレスが限界を超えた時にコルチゾールが分泌されなくなり、コルチゾールが十分に分泌されなくなった状態が副腎疲労と呼ばれます。
副腎疲労の状態になると、コルチゾールの働きで血糖値を上げられないので甘い物やお酒が極端に欲しくなります。
アルコールはコルチゾールの分泌を促す働きがあるので、アルコールを欲する時はコルチゾールが不足している時になります。
ホルモンの関係
コルチゾールとセロトニンはお互いに影響し、コルチゾールが多く分泌されるとセロトニンは抑制されます。
セロトニンは精神を安定させて食欲を抑制させる働きのホルモンなので、過度にコルチゾールが分泌されると食べ過ぎる傾向にあります。
基本的にコルチゾールの分泌が多い人は高カロリーで甘い食べ物を欲し、間食が増える傾向にあります。
セロトニンが不足すると睡眠の質が低下しやすくなり、睡眠の質が悪いとストレスを感じやすくなりコルチゾールが分泌される悪循環に陥ります。
本来ならセロトニンがコルチゾールの過剰分泌を抑えるのですが、セロトニンが不足している人はコルチゾールの過剰分泌に歯止めがかかりません。
そのため副腎疲労を予防するには、セロトニンの分泌を増やしてコルチゾールの分泌をコントロールする事なります。
予防のための生活習慣
予防の基本となるのは食事と運動、睡眠になりますが、最も大切なのは食事でストレス解消をしない事です。
人間はストレスを感じると甘い物が欲しくなりますが、甘い物を食べる習慣はインスリンの効果を下げてセロトニンの分泌を減少させます。
大切なのはストレス解消は運動でする事で、普段から30分くらいのウォーキングを心がけて血糖値をコントロールする事です。
運動をするとセロトニンが増えるので、コルチゾールが過剰に分泌されなくなります。
すると睡眠の質も高まるので、日常のストレスを減らす事につながりコルチゾールをコントロール出来るようになります。
また、睡眠時間を確保して朝は一定の時間に起きて、普段から日光を浴びるようにするとセロトニンの分泌は高まります。
まとめ
コルチゾールは過剰に分泌されていると分泌されにくくなります。
セロトニンは食欲を抑えてコルチゾールの分泌をコントロールします。
大切なのは運動をしてストレスを解消し睡眠の質を高める事です。
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