股関節の痛みが姿勢を歪ませる

股関節の痛みが姿勢を歪ませることがあるって知っていますか?

「姿勢が悪い」

「たまに股関節が痛くなる」

「姿勢と股関節は関係があるの?」

実は股関節の動きは背骨に大きな影響を与えるのです。

今回のブログを見れば背骨と股関節の関係に姿勢をキレイにするための方法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします

背骨と股関節の関係

背骨と股関節は骨盤を介してつながっており、股関節の動きは背骨の動きに大きな影響を与えます。

特に股関節を通して骨盤の前後の動きが硬くなると背骨の動きも硬くなり、背骨のキレイなS字カーブを崩す原因となります。

逆に股関節の動きを制限するのが猫背の状態で、背骨が後ろに湾曲することで骨盤が後傾して股関節は動きを制限されます

股関節は動きを制限されると本来のクッションとしての役割を果たせず、歩くたびに股関節にダメージが蓄積していくのです。

ダメージが蓄積された股関節は痛みやすくなり、股関節の痛みをかばって背骨の歪みを誘発し猫背や側弯症を起こしやすくなります。

背骨が歪むことで余計に股関節は動きにくくなるので、まずは股関節の動きを高める事が猫背や側弯症の解消にとっては重要なのです

股関節とは

股関節は胴体と両足を繋ぎ人体の中で最も大きな関節で、歩いたり座ったりする時に身体を支える重要な役割を果たしています。

また股関節は様々な動作の際にも深く関わり、一日の内で何度も繰り返し使用する部位なので加齢に伴い軟骨がすり減ってしまいます

そして股関節は動きが制限されることで余計に軟骨に負担がかかりやすくなり、軟骨が不足し出すと股関節に痛みが出やすくなります。

股関節には関節内で起こる摩擦や衝撃のダメージを減らすための機能が備わっていますが、痛みがあるとそれらの機能が働かずに腰や膝にも悪影響を与えます。

股関節は膝関節や足関節よりも体重を支える役割が大きく、両脚で立っている場合は左右の股関節に体重の半分ほどの重さがかかります

股関節の正しい位置は太ももの内側と外側のちょうど真ん中に小転子と呼ばれる骨の出っ張りが来る状態で、この位置を維持する事がキレイな姿勢の基本となります。

股関節の正しい位置を保つには

背骨と股関節の正しい位置を保つには適度な運動が重要で、股関節への衝撃が少ないウォーキングや水泳、ヨガなどの運動がお勧めです

基本的には関節に優しく筋力を維持する事が大切なので、いきなり長時間だったりハードな内容の運動は避けましょう。

大切なのは胸を張って背筋を伸ばし可能な限り腕も足も大きく動かす事ですが、痛みが出たり痛みがある時は控える方が無難です。

歩くのが辛い時は寝ころんで行うヨガなどもお勧めで、基本的に身体を動かしさえすれば歩かなくても効果は期待できます

むしろ、焦って負荷をかけ過ぎると余計に軟骨のすり減りを加速させ、余計に痛みを悪化させて姿勢が歪むリスクもあるので程ほどの運動が無難です。

最も重要なのは続けることなので、自転車などでも構わないので無理なく続けられる低負荷の運動を見つけましょう。

まとめ

背骨と股関節は骨盤を介してお互いに影響を与えます。

股関節は身体を支える時に重要な役割を果たしますが使い過ぎると軟骨がすり減ります。

大切なのは無理のない運動を続けて筋力を維持する事です。

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