年齢とともに増える不調を解消するには

年齢とともに不調が増えるのは仕方ないと思っていませんか?

「疲れやすい」

「頭がボーっとする」

「身体がむくむ」

こんな症状が増えだしたら身体の内側に問題があるかもしれません。

今回のブログを見ればちょっとした不調でも放っておかずに対処しようという気になります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします

不調が増えるのは何故か?

加齢とともに血流量が減少すると内臓は萎縮して機能が低下し、そういった変化によって身体には様々な不調が起こりやすくなります。

きっかけとなるのは血流量の減少で、若い時に比べると脳の血流量は平均で約20%減少し腎臓の血流量は約50%減少する事が分かっています

加齢による血流量の減少は血管の老化が原因で、血管の老化とは本来の弾力性が失われた動脈硬化の状態です。

血流量の減少が顕著になるのは平均で40歳前後と言われ、その頃から徐々に動脈硬化が進行する事で血流量は減少して不調が増えていきます

血流量を減少させる動脈硬化は運動不足や血液粘度が関係し、血液粘度を左右するのは血液中の糖質や脂質に加えて凝固因子のフィブリンなどがあります。

フィブリンは出血した際に血液を固める作用を持ちますが、運動不足の人は静脈内で血栓を作る原因にもなるので注意が必要です。

脂肪肝に要注意

40歳を超えると健康診断の重要性が増すのは、動脈硬化の進行を客観的に判断して対処する事が出来るからです。

動脈硬化など不調の原因としてポイントとなるのが、血流を悪化させる血圧や血中脂質に血糖値などの項目です

血圧は動脈硬化の進行や血液の粘着度を知るために非常に重要な指標となり、血中脂質や血糖値と合わせて脂肪肝とも関係します。

脂肪肝の人は糖尿病や高脂血症、高血圧などの生活習慣病を合併しやすく、生活習慣の乱れを反映しており不調の原因と危険視されています。

そもそも脂肪肝とは肝臓に中性脂肪が蓄積する疾患で、現代では3人に1人が脂肪肝になっているというデータもあります

主に食べ過ぎや飲み過ぎに加えて運動不足で身体に余っている栄養が肝臓に蓄積しますが、最近ではお酒を飲まない人にも脂肪肝が見られるようになってきました。

脂肪肝を解消するには

脂肪肝になると疲れやすく頭がボーっとしやすいので、運動する意欲が薄れやすく余計に状態を悪化させやすいのが特徴です。

かと言ってダイエットなどで極度に食事を制限すると、低栄養性脂肪肝と呼ばれる状態になる女性も増えているので注意が必要です。

健康的に脂肪肝を解消するには食事の偏りを無くすことと、しっかりと有酸素運動をする事です

大切なのは朝食をしっかり食べて夕食は控えめにする事や、野菜から先にゆっくりよく噛んで腹八分目に食べる事です。

ウォーキングなどであれば時間は30~60分で、頻度は週3~4回を目安にして行うと肝臓の脂肪が減少する事が報告されています

また、階段の昇り降りやスクワットなどを行うと、筋肉から脂肪を分解させるホルモンが分泌されるので日常生活に取り入れると不調の解消に役立ちます。

まとめ

様々な不調が現れる背景には動脈硬化による血流の減少が隠れています。

血流量の減少が起こると同時に脂肪肝を発症している人も多くいます。

解決のためには食事を減らしたり有酸素運動をする事が基本となります。

⇒内側から健康になる!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます

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