病院では免疫抑制剤を処方される。
だけど思うように薬の効果が出ない。
こんなことで悩んでいませんか?
リウマチは免疫が過剰になっているとは限りません。
そもそも免疫に異常が起きるとしたら違う原因があります。
今回は免疫のシステムに不具合を起こす糖化について紹介します。
なぜリウマチは長く続くのか?
リウマチとは全身の関節に慢性的な炎症が起きる病気です。
現代医学では炎症が起きるのは免疫システムの暴走と考えています。
そのため炎症を起こらないようにするために免疫を抑える薬などが処方されます。
ですが、これらの薬がリウマチの解決となっているのであれば、こんなにもリウマチに悩んでいる人はいないはずです。
免疫を抑制したり、炎症をステロイドで抑えたりしても再発します。
そのため、炎症だけに目を奪われているといつまでたってもイタチごっこなのです。
リウマチの原因は厳密には分かっていません。
だから、薬を飲んでも症状が変わらないという人もいるのです。
東洋医学では、症状には理由があると考えています。
中でも炎症が起きやすくなる原因と考えているのが
- 糖化
- 酸化
です。
糖化とは、身体の各組織を作るタンパク質と糖質が結合することです。
酸化とは身体の中で発生した活性酸素によって細胞が傷つけられる反応です。
活性酸素は免疫機能の一つです。
つまり免疫の暴走でリウマチが起こるという考え方に一致します。
糖化と酸化が炎症を引き起こす
糖化は悪い反応とは限りません。
トーストを焼いたときに出来る焦げが糖化です。
対して酸化は釘が錆びるなどの反応です。
糖化も酸化も日常で起こる化学反応です。
ですが、糖化も酸化も身体の中で起こると様々なダメージを与えてしまいます。
糖化が起こった組織は硬く、もろくなりタンパク質の機能にも影響が現れます。
この糖化が起こった組織を解消するために炎症は起こるのです。
糖化が起こる原因には、
- 飲酒
- 喫煙
- 酸化ストレス
- 紫外線
などがあります。
酸化は糖化を促す一因なのです。
酸化によって与えられるストレスが糖化を加速させるのです。
糖化ストレスにさらされている人の肌は、弾力やハリがなくなります。
これは、本来なら弾力性に富むコラーゲンが糖化して硬くなるために起こります。
そして、こういった硬くなる反応は体内でも起こり動脈硬化の原因になります。
動脈硬化が起こると、さらに炎症は加速します。
だから、リウマチの原因となる炎症を鎮めるには糖化を減らすことが大切です。
糖化を解消するには
糖化を解消するのに効果的な食材があります。
それが、
- モロヘイヤ
- サニーレタス
- 米なす
などで糖化を抑制する作用が強いことが分かっています。
他にも、甜茶やどくだみ茶などは高い糖化の抑制効果が確認されています。
基本的に新鮮な野菜は糖化を防ぎ身体の炎症を鎮めてくれます。
そのため普段の食生活を変えることはリウマチを根本的に解決するために必須と言えます。
酸化は次回です。
糖化を抑えればリウマチも怖くない
リウマチの原因ははっきりとは分かっていませんが、糖化が進み動脈硬化が現れると悪化しやすい傾向があります。
糖化が起こりやすい人は血糖値も高くなっています。
そのため普段から野菜を多くとる習慣が大切です。