東洋医学から見た身体に溜め込んだ毒を排泄する方法

身体に毒が溜まっている事に気が付いていますか?

「イライラしやすくなった」

「急に不安になる」

「息苦しい」

こんな症状は身体に毒が溜まっているサインです。

今回のブログを見れば東洋医学から見た毒が溜まっている状態と、肝に溜まった毒を排泄する方法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

ため込む体のサインとは?

現代人は身体に毒が溜まりがちですが、毒が溜まっていると言われても自覚がない人がほとんどです。

そもそも毒が溜まった状態というのが分からないと思いますが、毒が溜まった状態は基本的に身体の機能が低下した状態です

そして毒が溜まっている状態を東洋医学では巡りが悪い状態とし、各内臓の気血水の巡りが悪い事を問題としています。

気血水の巡りが悪いために起こる様々な不調が毒が溜まっている状態で、主な症状にはイライラや過度な不安、むくみや息苦しさに冷えなどがあります

そのため、普段からそういった症状に悩んでいる人は、気血水の巡りを高めて毒を排泄する事が大切なのです。

臓器によって起こりやすい問題は違うので、巡りを高める前にどの臓器に問題があるか特定する事が大切になります。

肝が原因で起こる様々な不調

肝が原因で巡りが悪くなっている場合には、精神的にイライラして怒りっぽくなるのが特徴です。

肝の巡りが悪くなる主な原因はストレスで、精神的なものだけでなく過労や睡眠不足などの肉体的なストレスも問題となります。

身体が元気なうちはそれらのストレスにも対抗できますが、身体が弱ってくると気の巡りが悪くなってきます

気の巡りが悪い状態は気滞と呼ばれ、精神状態に加えてこめかみ辺りの頭痛や肩の痛みなど肩より上の不調が増えてきます。

気滞の状態になる事で余計にストレスに弱くなり、気滞の症状が悪化すると不眠となり身体は回復できなくなります

大切なのは気滞の解消をまずは行う事で、その後にしっかりと睡眠をとる事で気の巡りが高まり肝の機能は回復します。

気滞を解消するツボ押しケア

気滞を解消するのにお勧めのツボが肝臓への血流を高める太衝(たいしょう)で、足の甲の親指と人差し指の骨が交わる窪みにあります

太衝は強い刺激はダメなので、親指の腹を使って優しく円を描くように刺激します。

1回につき30秒から1分程度の刺激を寝る前に行う事で、睡眠中に肝臓の修復が行われて肝臓が元気になります。

そして寝る前は座禅をしながら腹式呼吸をするのがお勧めで、脳の興奮を鎮める効果があります

腹式呼吸をする事は頭にこもった熱を冷ます効果があり、イライラした気分も解消できます。

また、深く呼吸をする事は睡眠の質を高めてくれるので、ツボ押しと合わせる事で肝に溜まりやすい毒を排泄してくれます。

まとめ

東洋医学で毒が溜まるというのは巡りが悪い状態です。

その中でも肝が弱ると気が巡らず気滞の状態になります。

解消するにはツボ押しと座禅での腹式呼吸を寝る前に行う事です。

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