自分にあったセルフケアは出来ていますか?
「食事に気をつけている」
「睡眠は確保している」
「運動を続けている」
こんな習慣を続けても自分に合っていないと効果は上がらないかもしれません。
今回のブログを見ればセルフケアのポイントと、木タイプと火タイプのセルフケアが分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
体質別セルフケア習慣
セルフケアを始めようと思った時に大切になるのが体質と、1日の内に起こる身体の変化です。
体質とは主に体温と血圧に左右され朝は体温が低く血圧が高いのに対して、夜は体温が上がり血圧は下がります。
そのため、普段の自分の体温と血圧を知っておくことが一つのポイントになり、それに合わせて動くことも重要になります。
そして1日の内で内臓の働きにも変化があり、朝は排泄系の臓器が働くのに対して夜は代謝系の臓器が働いています。
朝はきちんと排泄を促し夜は寝る事で代謝を高めて回復し、昼は循環器系の働きが高まるので運動するのが望ましいのです。
これらの身体の自然な動きを利用し、自分の体質を理解しておけばセルフケアで効果を出しやすくなります。
木タイプのセルフケア
木タイプの人は肝臓が強いのが特徴で体温が低くて血圧は高い傾向にあり、回復力の高さから困難にもめげずに突き進む力強さがあります。
我慢強いのも特徴なので無理をする傾向があり、睡眠不足が続くとイライラしやすくなります。
身体の回復は睡眠中に行われるので、徹夜などをすると頭痛やめまいも起こりやすくなります。
肝臓の仕事は栄養の貯蔵に解毒、胆汁の分泌など多岐にわたるので、常に多くの栄養を必要としています。
そのため栄養不足などが続くと肝臓の機能は低下し、身体が回復せずに筋肉が硬くなり痛みなども出やすくなります。
木タイプが健康を維持しようと思えば、栄養のバランスに気をつけて6時間以上の睡眠は確保する事が大切です。
火タイプのセルフケア
火タイプの人は心臓が強いのが特徴で高体温で高血圧の傾向があり、明るくて情熱的なのでパワフルに行動します。
ですが繊細な一面も持っているので、行動し過ぎると精神的に疲れてしまう事もあります。
基本的に動いている方が元気なタイプなので、運動不足が続くと心身のバランスを崩しやすくなります。
心臓の仕事は血液を全身に巡らせることで、特に肝臓や脳、筋肉には多くの血液を送り全身の機能を高めています。
そんな血液を送る作業は運動不足だと心臓の負担が大きくなり、精神的に不安定になったり動悸がしたりします。
火タイプが健康を維持しようと思えば、普段からウォーキングや階段の昇降など適度に下半身の筋肉を刺激する事がポイントになります。
まとめ
セルフケアのポイントは自分の体質を知り1日に身体の変化を知る事です。
木タイプはきちんと睡眠をとる事がセルフケアの基本です。
火タイプは普段から運動する事がセルフケアの基本となります。
⇒自分の体質を知ろう!大阪市北区で東洋医学の体質診断が受けられます