朝はどんな風に過ごしていますか?
「ギリギリまで寝ている」
「朝食を抜くことが多い」
「慌てて家を出る事が多い」
こんな朝の習慣では身体は弱ってしまいます。
今回のブログを見れば朝にやっておきたい気を巡らせる習慣と、朝の過ごし方が大切な土と金タイプの事が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
朝に気を巡らせる方法
東洋医学の気は熱を伴う筋肉や神経の働きで、自律神経による内臓の働きも含まれています。
朝は自律神経を整えるのに最も大切な時間で、主に5~9時の間に起きて朝日を浴びると自律神経が整いやすくなります。
この時間は消化と排泄の機能が高まる時間なので、この時間に軽い体操と深呼吸を行い白湯を飲むと気が高まり1日を元気に過ごせます。
特にお勧めなのがラジオ体操をゆっくりと行う事で、深呼吸をしながら通常よりも時間をかけて行いましょう。
気は深い呼吸をする事で高まり、深い呼吸をして白湯を飲み身体を温める事で消化や排泄の機能が高まります。
朝は徐々に体温が高まる事で目が覚めて、昼頃に体温が最も高まり活発に動けるようになるのが理想なのです。
土タイプ
土タイプの人は東洋医学では脾(ひ)と呼ばれる消化器系が強く、周りをサポートするのが得意なタイプです。
普段から食欲があるので食べ過ぎる傾向にあり、調子を崩すと消化不良や下痢、腹痛に襲われやすくなります。
主な原因は食べ過ぎや偏食で、特に夜遅くの食事や朝ご飯を抜くなどの食生活の乱れで調子を崩します。
脾の主な仕事は消化ですが、血糖値のコントロールなども行うので弱ると倦怠感に襲われます。
血糖値のコントロールが下手になるとクヨクヨと悩みやすくなり、集中力の低下などを招きます。
土タイプが元気になるには朝食を抜かずにきちんと食べ、消化不良を起こさないように夜は粗食にする事です。
金タイプ
金タイプの人は肺が強いので、美的感覚に優れて独創的な価値観を持っています。
普段から趣味にのめり込む傾向があり、疲れが溜まると呼吸が浅くなり息苦しさを感じ咳が出やすくなります。
主な原因が水分不足で、乾燥する時期や水分補給が不足したときに喉の痛みや咳、息苦しさに襲われます。
肺の仕事は酸素と二酸化炭素の交換ですが、横隔膜が動くことで胃腸の機能も助けており弱ると免疫力が低下します。
呼吸が浅くなることで身体が冷えやすくなり、代謝が低下する事で話すのも億劫になってきます。
金タイプが元気になるには普段から白湯を飲み、睡眠をとって身体の巡りを高める事が必要になります。
まとめ
朝は自律神経を整えて気を高めるのが大切な時間です。
土タイプは朝食をとって夜は粗食にしましょう。
金タイプは朝から白湯を飲んでこまめな水分補給を心がけましょう。
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