感情のコントロールをする東洋医学の視点

感情をうまくコントロール出来ていますか?

「怒りすぎて後悔する」

「悲しくなるととことん落ち込む」

「クヨクヨと考え過ぎる」

こんな感情の動きは臓器の影響を受けているかもしれません。

今回のブログを見れば感情と臓器の関係、感情をコントロールする方法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

感情のコントロール法:東洋医学の心と気の視点

東洋医学では感情は臓器と関連があり、感情をコントロールできない時には臓器の不調があると考えています

怒り過ぎる時は肝が弱っており、喜び過ぎて過度に興奮している時は心臓の弱りです。

考え過ぎる時は胃や膵臓が弱り、悲しみなら肺で恐れなら腎といった感じです。

それぞれの感情をコントロールするには臓器を元気にする必要があり、臓器を元気にする基本は食事と運動に睡眠です。

普段から運動をして睡眠がしっかりととれていれば弱った臓器も回復しますが、どちらも不足していると徐々に弱っていきます

若いうちは多少の運動や睡眠の不足は問題になりませんが、食事の偏りによる栄養不足は若くても堪えてきます。

心の薬膳

心臓が弱る原因の多くは血流の悪さと動脈硬化で、水分不足や運動不足も問題となり興奮しやすくなります

また、現代人は糖質の摂り過ぎにより血糖値が安定せずに血流が悪くなっている場合も多くあります。

心臓の弱りとは拍動数や拍出量の低下で、それを補う食材にはウーロン茶や紅茶、牡蠣などがあります。

普段から楽しみばかり求めている人は不眠や集中力の低下が現れ、解消するには牡蠣やハツ、鶏卵にヒジキなどの食材があります。

夕方に発熱したり汗が多い人は基本的に水分不足なので、麦茶などでの水分補給が熱を下げて心を落ち着かせてくれます

糖質が多いと感じる人は単純に甘い物を減らす事も大切ですが、雑穀などで食物繊維を補うのも血糖値を安定させるのに役立ちます。

心と体のバランスを整える内観のすすめ

心のバランスを整える内観とは精神を集中して自分の心の中を観察したり、自分の意識や状態を観察したりすることです

心理学では内省や自己観察とも呼ばれ、自分の心理の過程を考察して意識的な経験を得ることを目的とします。

簡単なやり方としては身近な人間関係を考える事で、両親や兄弟、家族などについて、「してもらったこと」「お返ししたこと」「迷惑をかけたこと」の3点についてどんどん事実を思い出していきましょう。

それらの事実の中でもやもやしたり、何か心に引っかかる事が自分の価値観を反映しています。

自分の価値観は分かっているつもりで意外と分かっておらず、思い込みだけで自分を否定している事が多くあります。

自分の思い込みで自分を否定している事に気づいたら、自分を肯定するようにする事で世界は変わっていくのです

まとめ

感情のコントロールが出来ないのは内臓の弱りです。

心臓が弱っている時には薬膳や麦茶などの補給が大切です。

内観で自分の価値観を知り自分を肯定する事も感情のコントロールに役立ちます。

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