関節の動かしにくさと東洋医学の水の関係

肩や腕が動かしにくくありませんか?

「肩が挙げづらい」

「肘が伸びない」

「指を握りづらい」

こんな症状は関節の水分の巡りが悪いために起こります。

今回のブログを見れば関節が動かしにくくなる原因と解消のためのツボ押しケアが分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

関節が動かしにくいのは

関節が動かしにくい時はリンパの巡りが悪く、関節に水が溜まって浮腫んでいる状態です

身体が硬いという人はリンパの流れがスムーズでないために、思うような動きが出来なくなります。

また、身体に老廃物が溜まっていたり水分不足だったりしても巡りが悪くなって身体は硬くなります。

そして身体が浮腫んでいる人ほど冷えやすく、冷える事で筋肉が硬くなり余計に水分の巡りは悪くなります。

普段から運動不足な人ほど巡りは悪い傾向にあり、筋肉への刺激が不足する事でさらなる浮腫みを起こすのです

本来なら心臓がしっかりと血液を巡らせていればむくみづらくなりますが、運動不足な人は心臓の負担の大きさから十分に心臓が働かない傾向にあります。

東洋医学の水

東洋医学における水(すい)または津液(しんえき)とは血液を除いた水分の総称で、リンパ液や唾液、胃酸や汗など幅広い水分が水となります

水(津液)を作るのは血ですが、水分を巡らせるのは肺となり尿を排泄する腎臓なども関わってきます。

そのため、東洋医学では浮腫みによる関節の硬さは心臓だけでなく、肺や腎臓の機能も重要と考えています。

また、水(津液)は胃酸や胆汁の分泌にも関わるので、消化器系の弱りが浮腫みの原因にもなります。

胃弱の人が猫背になりやすいのは、関節が浮腫んで本来の動きを制限されるために起こっています。

そんな時はリンパの流れを左右するリンパ節を刺激するのが効果的で、リンパ節がある肩や股関節を動かす事で水(津液)は巡るようになります

ツボ押しケア

肩から手にかけてのリンパの流れを高めるのに有効なのが脇のツボ押しです。

リンパの流れを高めるツボを押しながら関節を動かすと、リンパが流れ出し関節の動きも高まります。

使いたいツボは極泉(きょくせん)で、場所は脇の中央で腋窩リンパ節があり動脈の拍動部です

極泉は心臓の働きを高めるツボで、この極泉を押さえながら肩を上下に動かします。

肘を伸ばした状態で前方からバンザイして降ろす動きを10回ほど行いましょう。

流れが悪い時ほど押すと痛みますが、毎日続けていると心臓の働きが高まり関節が浮腫みづらくなります。

まとめ

関節が動かしにくくなるのは水が溜まっている状態です。

東洋医学では水の巡りが悪いのは心臓だけでなく肺や腎も関係します。

ツボ押しケアで心臓の働きを高めると解消されやすくなります。

⇒腕を動かしやすくする!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます

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