性格はいつ頃から決まるか知っていますか?
「物心がついた頃から」
「三つ後の魂百まで」
「親の遺伝」
色々な説があります。
東洋医学では性格や体質は内臓で決まると考えています。
今回のブログを見れば性格と内臓の関係と自分の体質の事が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
内臓が語るあなたの性格とは?
東洋医学では内臓の中でも五つの臓器に着目しており、性格や体質の傾向も大きく五つに分けられると考えています。
五つに分類する考え方は五行色体表という東洋医学の理論に基づいており、内臓も五つに分けて性格や体質はその表に応じたものになります。
五つの臓器というのが肝・心・脾・肺・腎になり、その五つの内で最も強い内臓が性格や体質に影響するのです。
ただし、現代医学とは少し認識が違う臓器があり、脾は胃や膵臓などの消化器系を指し、腎は腎臓に副腎も含めます。
東洋医学では内臓ごとの機能だけでなく、身体に及ぼす影響を全体的に捉えているので少し違いが出てきます。
ですが、東洋医学は長い年月をかけて多くの人を対象とした学問なので、意外なほどしっくりと当てはまる事があるのが面白い所になります。
肝臓タイプの例
肝臓が強い人は木タイプと呼ばれ、肝臓の特徴である回復力の高さが持ち味となります。
また、肝臓は多くの仕事を並行して行っているので、木タイプの人は基本的に器用な人が目立ちます。
さらに肝臓は栄養を蓄える臓器でもあるので、木タイプの人は収集癖がある人もいるのが特徴です。
基本的に肝臓が強いと寝て起きれば元気になるので、運動が好きで倒れるまで遊ぶ傾向もあります。
五行色体表の他の部分から見れば、動物なら鶏に似て競争が好きで優劣をつけたがる傾向にもあります。
そのため、木タイプの人は嫌なことがあってもすぐに忘れたり、積極的で何にでも挑戦する性格になるのです。
科学と伝統が裏付ける内臓と性格の関連性
五行色体表の考え方は占いの四柱推命にも一部が用いられており、他の多くの占いなどにも影響を与えています。
また、鍼灸などの世界にも広く応用されており、施術の際には五行色体表の関係性なども利用されています。
内臓が性格や体質に影響を与えるなんて本当かと疑いたくなるかもしれませんが、実際に整体の現場で触診や問診をしているとピタリと一致します。
現代医学では症状を止める事を優先しますが、東洋医学では内臓を整えて身体の機能を高める事を優先します。
精神は身体の状態を反映しており、不健康な時には明るい人でもネガティブになります。
ですが、内臓から整える事で本来の自分を取り戻し、生き生きと生活できるようになるためには体質を知ることが最も重要なのです。
まとめ
性格や体質を作っているのは内臓の強さです。
肝臓が強い人なら立ち直りが早く器用な人が目立ちます。
この考え方は占いや臨床現場でも幅広く使われています。
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