自律神経による疲れと東洋医学の考え方

身体に疲れが溜まっていませんか?

「朝から疲れている」

「身体が重く感じる」

「何だかやる気が出ない」

こんな状態は自律神経が乱れて疲れが溜まっているかもしれません。

今回のブログを見れば疲れの原因と東洋医学の見方や対処法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

自律神経とは

自律神経とは身体の働きを調整する神経で交感神経と副交感神経があり、交感神経は身体の働きを活性化させて副交感神経は身体を落ち着かせます。

状況に応じて交感神経と副交感神経が入れ替わり働くことで、私たちの身体をベストな状態に保ちます

交感神経が優位に働くと心臓の働きが活発になり心身ともに意欲的になり疲れを感じません。

逆に副交感神経が優位になると身体が重く感じ、身体は休憩を欲するようになり疲労を回復させます。

ストレスを受けると交感神経が優位に働き、その時は身体が動きますが長くは続きません

副交感神経が優位であれば身体は回復しますが、交感神経のスイッチが入らないと意欲は高まらず身体は重く感じます。

自律神経による疲れ

自律神経から疲れを見れば、副交感神経のスイッチが入らず身体の回復が不十分な状態だと言えます。

副交感神経が優位になるのは睡眠中なので、睡眠時間が不十分であったり疲れが大きすぎれば徐々に疲労は蓄積します

また、過度なストレスによって交感神経を上手く休ませられないと、寝ている時でも副交感神経が優位になりません。

そして交感神経が優位な時間が続き過ぎると、ついには交感神経のスイッチが入らなくなり心身ともに意欲が湧かなくなります。

このような状態になる原因として精神的なストレスだけでなく、大きな気温差や気圧差などの肉体的ストレスも原因となります

大切なのは交感神経と副交感神経が必要に応じて切り替わる事で、切り替わらなくなった状態が自律神経が乱れた状態なのです。

東洋医学の疲れ

東洋医学で考える疲労とは気・血・水の不調和であり、単純なエネルギーの不足とは違います。

人間には睡眠が必要ですが、寝なくても平気な人は気血水が調和しており自律神経も整っています

気血水は常に体内を巡っており、全身を過不足なく巡る事で心身ともに元気な状態を保てます。

ですが、気血水が十分にあっても巡りが悪ければ問題となり、どこかに過度に存在しても自律神経の乱れの原因となります。

大切なのは昼と夜が入れ替わるように熱や水分が巡る事で、身体が温まる時間があれば冷ます時間も必要となります。

睡眠時間を確保する事は疲労回復に必要ですが、質の高い睡眠を得るためには昼に身体を動かして体温を高める事も重要なのです

まとめ

疲れとは自律神経の切り替わりが上手くいっていない状態です。

原因は精神だけでなく肉体的ストレスも大きい事です。

身体を回復させるのは睡眠だけでなく、昼間に運動してこそ身体は回復します。

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