指先が冷えるレイノー現象を解消するには

指先が極端に冷える事はありませんか?

「驚くほど指先が冷たい」

「感覚がマヒしてくる」

「痛みも感じている」

こんな極端な冷えはレイノー現象かもしれません。

今回のブログを見ればレイノー現象の原因と対処法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

レイノー現象とは

手足の指先が冷える症状をレイノー症状と呼び、原因不明のものをレイノー現象と呼び日本人の数%に発症し15~40歳の女性に多く見られます

レイノー現象とは寒冷刺激や精神的ストレスなどの影響で、指先などの血流が一時的に悪くなり皮膚の色が白や紫に変化する現象です。

血管が異常に縮むことで手足の指が白くなったり、指先の痺れやチクチクとした疼痛が生じたりするのが特徴です。

レイノー症状は他の疾患が原因の場合があり、その場合は強皮症などの膠原病や血管疾患などがあり多くの場合は膠原病が原因となります。

基本的にレイノー現象の原因となる寒さや精神ストレスを避けても症状が続く場合には、病院を受診するのが無難です

レイノー現象は喫煙をしている人に見られやすいので、禁煙をしたり血管を広げるための薬が処方されたります。

東洋医学から見ると

レイノー現象は全体の80%が原因不明ですが、東洋医学では血流が悪くなっている瘀血(おけつ)が原因と考えます。

瘀血が起こりやすいのは女性で、ストレスや運動不足が重なることで余計に起こりやすくなります

女性は生理などの影響で男性よりも血流が悪化しやすく、筋肉量の少なさから冷えやすい事も原因となります。

そのため、更年期のホルモンバランスの乱れがきっかけとなる場合もあり、冷えなどによる腎機能の低下も疑われます。

瘀血が起こっている人は首や肩が凝りやすく、目のクマができやすく顔色が悪かったりするのが特徴です

また、女性の中でも疲れやすく下半身がだるくなったり腰痛が起こりやすい人は、腎機能が低下している事も多くあります。

血流を高めるには

基本的にレイノー現象が起こる人は身体が弱いことが多いので、普段から適度な運動と休息を心がける必要があります。

冷え症の他に元気がなかったり、顔がむくみやすくめまいや耳鳴りを感じやすい人は腎機能の低下から瘀血が起こっている場合もあります。

その場合は普段から入浴などを長めにして身体を温めて、冬は冷えないように首周りや足元を保護するのが大切です

また、血流を高めるのにお勧めなのが黒豆茶で、黒豆茶は血流を高めて腎機能も回復させると言われています。

薬膳の世界では黒豆などは腎機能を高めるとしており、そこに生姜やシナモンなどを加えるとさらに身体を温める効果が高まります

寒さが厳しくなる冬にレイノー現象が悪化する人は、普段から入浴や黒豆茶などを飲む習慣がお勧めです。

まとめ

レイノー現象は女性に多い疾患で病気が隠れている場合もあります。

東洋医学では原因不明の場合は瘀血だと考えています。

解消のためには入浴したり黒豆茶を飲んだりしましょう。

⇒冷え性からの解放!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます

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