指の腫れや浮腫みを抑える呼吸法

手の指がむくんでいませんか?

「朝起きたらパンパンだ」

「指輪がとれない」

「見た目が気になる」

むくみがひどい状態は身体の機能が低下しています。

今回のブログを見れば手の指がむくむ原因と解消のためのツボ押し体操を学べます。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

指がむくむのは

手の指がむくむのは指先に老廃物が溜まっていて、普段の生活習慣の影響で身体が弱っています。

お酒の飲み過ぎや塩分の摂り過ぎによって浮腫んでいる場合もあれば、デスクワークなどで同じ姿勢を続けて身体に負担をかけている場合もあります

また、運動不足によって血流が悪い場合もありますが、関節リウマチや甲状腺機能低下症などの病気が潜んでいる場合もあります。

そもそもの原因として血流やリンパの巡りが悪い事が浮腫みの原因で、それらの原因として肩回りの筋肉の緊張も潜んでいます。

身体が冷えているだけでも血流やリンパの巡りは悪くなりますが、運動不足な人は身体が冷えやすく筋肉が硬くなりやすいのが特徴です。

そのため、肩回りをしっかりと動かして血流やリンパの巡りを高める事が指の浮腫みを解消する事につながるのです

肺との関係

東洋医学では指の浮腫みは肺との関係を重視しており、肺の動きが悪いから血流やリンパの巡りが悪いと考えます。

呼吸をして肺が動くときには横隔膜と肋骨が主に動き、それらが動くことによって身体は代謝が高まりリンパの巡りも高まります

そのため、運動不足で呼吸が浅い人ほど手の指は浮腫みやすくなるのです。

また、過労や精神疲労による浅い呼吸は肺の機能を低下させ、肩回りの筋肉を緊張させる原因となります

その他にも肺は寒さと乾燥に弱いので、寒くて乾燥した空気の中にいると呼吸は浅くなり肺の機能も低下します。

大切なのは肺が動きやすい様に肋骨や横隔膜が動きやすい状態を作ることになります。

肺のツボ押し体操

東洋医学では肺の機能を高めるためにツボを刺激して、筋肉を緩ませることで深呼吸しやすい身体を作ります。

刺激したいのが中府(ちゅうふ)というツボで、中府の場所は鎖骨外側の下で脇の横でやや窪んでいます。

咳が出やすい人は押すと痛むポイントがあり、人によって微妙にずれがありますのでよく効く場所を押さえましょう。

中府を押しながら3秒かけて吸って、4秒かけて吐くのを5回ほど繰り返します。

肋骨の動きを高めて炎症を鎮めるので、気管支炎などの解消にも効果があります

呼吸器系が弱い人は元気な時でも多少は痛みますが、続ける事で徐々に痛まなくなり呼吸が深くなります。

まとめ

指がむくむのは生活習慣などで身体に負担をかけているからです。

東洋医学の考え方では肺の機能低下を問題視します。

普段から中府を押して深呼吸をすると徐々に呼吸が深くなり浮腫みは解消されます。

⇒浮腫みからの解放!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます。

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