インフルエンザが流行する原因と予防法

インフルエンザの予防はきちんと出来ていますか?

「マスクはしている」

「うがいと手洗いの習慣はある」

「人混みは避けている」

これだけやってもインフルエンザにかかることはあります。

今回のブログを見れば今年の冬のインフルエンザの状況と対策が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします

インフルエンザが流行するのは

2024年12月にインフルエンザの流行が警報レベルに達し、過去10年間で最も多い患者数となりました。

インフルエンザはウイルスの感染により起こり38℃以上の発熱や頭痛、関節や筋肉痛に全身倦怠感などの症状が急速に現れます

普通の風邪と同じ鼻水や咳などの呼吸器症状もありますが全身症状が強く、大きな流行の原因となりやすいのも特徴です。

大流行するのは主にインフルエンザのA型で、A型は人にも動物にも感染し形を変えながら毎年のように流行しています

B型とC型はほぼ人のみに感染しC型は軽症で、A型は冬に流行してB型は少し遅れて冬の終わりから春にかけて流行します。

A型は急激に症状が現れますが、B型は発熱や咳などの症状が長引きやすく下痢や嘔吐といった消化器系の不調をきたすこともあります。

ワクチンの有効性

インフルエンザのワクチンは接種した後に1週間程度で抗体が上昇し始め、1ヶ月前後にピークに達し効果は3~6ヶ月程度は持続するとされています。

ですが、発病予防の高い効果を期待することは出来ず、感染する確率は接種しない人の5分の1程度になると医師も回答しています

ただし、高齢の方や慢性呼吸器疾患や糖尿病などがある方では重症化する可能性が高いので、重症化を予防するためにワクチンは推奨されています。

よく言われるインフルエンザの副反応としては注射部位の赤みや腫れに痛みが出たり、発熱や悪寒に頭痛、全身倦怠感などの症状です

他にも鼻水や鼻詰まりに咳や喉の痛みも伴う事がありますが、副反応の多くは接種後2~3日程度で消失するとされています。

怖いのはワクチンへのアレルギー反応で、ショックやアナフィラキシーのような症状が起こり呼吸困難や意識障害を伴うリスクがあることです。

予防のための生活習慣

東洋医学では免疫力を高めるのに大切なのは食事・運動・睡眠に加えて、身体を温めて胃腸を元気に保つことを基本としています。

風邪の引き初めに使われる麻黄湯や葛根湯は体温を高める漢方薬で、身体を温める事で身体の機能を高めウイルスの働きを弱めます

普段の予防には薬膳の考えを取り入れて、生姜やネギ、シソ、ニンニクなどの抗ウイルスや抗菌作用がある薬味を多用する事を推奨しています。

他にも喉や鼻の粘膜を強くするビタミンAを意識したレバーやうなぎ、卵に牛乳、緑黄色野菜などもお勧めです。

そして、もう一つのポイントが免疫を高めるビタミンDになり、ビタミンDは日光を浴びることで体内で作られサケやイワシ、キクラゲなどの食材にも含まれます

ビタミンDが多いと睡眠の質も高まり免疫機能も向上させるので、インフルエンザのような感染症の予防には最も重要とされています。

まとめ

インフルエンザが大流行する時は主にA型です。

ワクチンは発病の予防はほどほどですが、重症化を抑えるのには効果的とされています。

東洋医学では体温を高めてビタミンDを意識する事を推奨しています。

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