ストレスに負けて心身ともに疲れていませんか?
「朝に身体が重く感じる」
「疲れやすい」
「やる気が出ない」
こんな症状は副腎疲労が原因かもしれません。
今回のブログを見れば副腎疲労の原因と対処法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします
副腎疲労になる原因
副腎疲労とは強い倦怠感を起こす症状でストレスも原因と考えられていますが、ストレスを受けても身体が元気なら対処できます。
ストレスに負けて副腎疲労を起こすのは、過労や睡眠不足などで身体が弱っているからです。
さらに副腎疲労を起こすときは副腎だけでなく腸などの機能も低下しており、過敏性腸症候群やリーキーガット症候群を患っていると副腎疲労は起こりやすいと考えられています。
特に小腸は自律神経のコントロールにも影響するので、小腸の機能低下でストレスに弱くなります。
副腎疲労が起こる背景には小腸から分泌されるセロトニンの不足もあり、セロトニンが十分に分泌されているとストレスに強くなります。
また、偏った食事などにより栄養不足があるとセロトニンは不足しやすくなります。
ホルモンの影響
体内にあるセロトニンの90%は小腸にあり小腸の蠕動運動を促し、小腸の働きは脳内にも反映され意欲や集中力の向上につながります。
男性は女性よりも脳内でセロトニンを作る能力が50%も高いと言われ、男性の方がストレスに強く出来ているのです。
ですが副腎疲労は男性に多いのが特徴で、この男女差には女性ホルモンのエストロゲンが関わっていると考えられています。
女性の場合であれば、女性ホルモンのエストロゲンがセロトニンを活性化させる事でストレスに強くなります。
女性がイライラする生理前にはエストロゲンが少なく、女性の精神が安定する生理後はエストロゲンが増えてセロトニンが活性化しています。
男性の場合は過労や睡眠不足が副腎疲労の影響として大きいですが、女性の場合は栄養不足になっている事が多いのです。
セロトニンを増やすには
副腎疲労を解消するにはセロトニンを増やして小腸の機能を高め精神を安定させて、ストレスに強い身体を作ることが大切です。
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンという物質から合成され、セロトニンを合成するときにはビタミンB6も必要になります。
トリプトファンを多く含むのは大豆製品や乳製品で、ビタミンB6は玄米や小麦胚芽、レバー、マグロやカツオなどに多く含まれます。
漢方ではセロトニンを増やす生薬として茯苓(ぶくりょう)が使われており、茯苓は浮腫みを解消して胃腸の調子を整える作用があります。
過労や睡眠不足は浮腫みを悪化させるので、6時間以上の睡眠を確保したり寝る前にストレッチをして浮腫みを軽減させることは副腎疲労の解消につながります。
また、栄養をとってセロトニンを増やす事で睡眠の質も高まるので、普段から食事に気をつけながら浮腫みを解消して睡眠時間を確保しましょう。
まとめ
副腎疲労は身体が弱ってストレスに負けることが原因です。
ストレスに負けないためにはセロトニンを分泌させることが大切です。
セロトニンを意識した食事をしたり浮腫みを解消するように心がければ副腎疲労は解消されます。
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