姿勢と精神がつながっていると知っていますか?
「すぐに姿勢が悪くなる」
「やる気が出ない」
「表情が暗くなる」
実はこんな悩みの原因が同じかもしれません。
今回のブログを見れば姿勢と精神の関係が分かり、心を軽くしてキレイな姿勢を手に入れる方法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします
姿勢と精神の関係
意外と知られていませんが神経伝達物質であるセロトニンには姿勢を保つ働きがあり、姿勢がセロトニンの分泌にも影響するのです。
セロトニンは朝起きてからの血流を高める効果があり、セロトニンが不足している人は身体がシャキッと目覚めません。
セロトニンが分泌されることで自律神経が調節され、筋肉に血液を流して抗重力筋を働かせてキレイな姿勢を保てるのです。
抗重力筋には脊柱起立筋や腸腰筋などがあり、重力に逆らって姿勢を保つために働く筋肉で常に一定の血流を必要としています。
ここで注目したいのはキレイな姿勢をとる事が、筋肉の緊張を通して脳に刺激を与えてセロトニンの分泌を促す事です。
そのため、普段からセロトニンが不足している人は抗重力筋の働きが悪く、姿勢や表情に悪影響を与えることが分かっています。
セロトニンとは
セロトニンは脳内で働く三大神経伝達物質の1つで、自律神経を調節して心身のコントロールに深く関わっています。
主な働きは脳を覚醒状態にして朝にシャキッと起きられるようにして、意欲を湧かせたりポジティブな気持ちにしてくれます。
また、セロトニンは自律神経を通して睡眠中には副交感神経を優位にして、朝に目覚める時には交感神経が優位になるよう切り替えて血圧や代謝を上げて活動しやすくしてくれます。
朝に過度な身体のだるさを感じる人はセロトニン不足で、背中が丸く表情が暗い時にもセロトニンは不足していると言えるのです。
そしてセロトニンは痛みの感覚を抑制する働きがあるので、不足すると些細なことで痛みを感じやすくなります。
姿勢が崩れる原因の1つが痛みを感じる事なので、セロトニンが不足して痛みを感じやすい人ほど姿勢は崩れやすくなると言えるのです。
セロトニンを増やすには
セロトニンが不足する大きな理由は日光・運動・スキンシップの3つの不足と言われ、現代人には不足しやすい要素だと言えます。
特に外で運動をしない人は日光と運動が不足するので必然的にセロトニンが不足しやすくなります。
また、パソコンやスマホばかりしていると、運動不足に加えてスキンシップが欠如しやすくなります。
セロトニンを増やすには30分ほどでも外でウォーキングなどをする時間を作ることが大切で、曇りの日でも明るい光が目に入ればセロトニンの分泌量は増加します。
また、スキンシップとは身体を触れ合う事だけでなく、人と会っておしゃべりをするだけでも効果があるので誰かと一緒にする運動が最も効果的と言えます。
SNSやラインなどでの会話ではなく、人や動物と同じ空間を共有する事がセロトニンの分泌には必要だと言われます。
セロトニンが分泌されれば自然と理想の姿勢が作りやすくなるので、姿勢が悪くなりやすい人はセロトニンの分泌を意識してみて下さい。
まとめ
キレイな姿勢を維持するにはセロトニンが欠かせません。
セロトニンは脳にも作用するので不足すれば心身ともに悪影響があります。
分泌するには人や動物と一緒に運動するのが最もお勧めです。
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