秋は意外と首や頭の不調が増えるって知っていますか?
「頭痛がする」
「首コリがひどい」
「身体がだるい、、」
こんな症状は秋の気候で自律神経が乱れて起こります。
今回は秋に増える首コリや自律神経が乱れる原因と対処法について解説します。
当院はリンパの流れも踏まえて自律神経を整える方法について解説するので、良かったら最後までお付き合いください。
首コリと自律神経
現代医学の見解でも首コリがどのようなメカニズムで自律神経に影響を与えているのかは解明されていません。
ですが、はっきりしているのは首の筋肉のコリを解消すると自律神経の乱れによる症状が解消されるという事です。
首コリがひどくなると自律神経に影響し、頭痛や倦怠感、めまい、不眠、動悸などが起こりやすくなり人によっては寝違えも起こしやすくなります。
基本的に秋になり寒暖差が大きくなると血圧が不安定になり血流に大きな影響を与えるので、心臓や肺の負担が大きくなるのは確かです。
また、寒暖差はアレルギー症状を引き起こすので、自律神経に影響を与えているのも確かだと言えます。
結果的に首の筋肉の緊張が強い時ほど自律神経は乱れやすく、秋は寒暖差に加えて汗をかきやすく冷えやすいせいで筋肉が硬くなりやすいのも特徴です。
首にある筋肉
首にある筋肉は表層と深層に分けられ、表層にある僧帽筋は首から背中にかけて大きく広がる筋肉で背骨と肩甲骨を結んでいます。
深層にある筋肉には後頭下筋群と呼ばれるものがあり、頭部と首の骨を結んでおり自律神経に大きな影響を与えていると考えられています。
さらに首の骨を背中側で支える脊柱起立筋や、胸側で支えている胸鎖乳突筋などの緊張は呼吸の影響も受けています。
これらの筋肉の間には頚部リンパ節があり、頭部のリンパの流れを司り全身の反応として筋肉の緊張を左右しています。
特に首と頭の付け根にある後頭下筋群が過緊張の状態になると、下にある筋肉は動きが制限されることで過度な負担がかかるようになります。
首のリンパの流れが悪くなると頭痛や歯痛、寝違えなどを起こしやすいですが、首の筋肉は薄いので強い刺激で緩めるのはリスクもあるのでリンパを流して緊張を緩めるのが安全で効果的なのです。
首のリンパマッサージ
首の筋肉は押しすぎたり揉み過ぎたりすると揉み返しが起こりやすく、人によっては首が動かせない程の寝違いになる事もあります。
だから首の筋肉は揉んだり押したりして緩めるよりも、擦る事でリンパを流して緩めるのが無難なのです。
リンパを流すのに強い力は必要ではなく、頚部リンパ節がある首の横側を上から下に向けて擦るだけでも効果があります。
お風呂の時などに耳の下辺りから鎖骨の中央に向かって1分間ずつくらい擦りましょう。
もう一つお勧めなのは筋肉をつまむ事で、首の横や後ろ側の筋肉をつまんで揺らすだけでもリンパの流れは高まります。
つまむ時も強い力ではなく軽めにつまみ、骨から筋肉をはがすように引っ張り10回くらい軽めに揺らしましょう。
基本的には少し痛気持ちいい強さで行い、やり過ぎないように行えばリンパの流れが高まり徐々に首の筋肉の緊張が緩んで自律神経が整うようになります。
まとめ
秋は寒暖差のせいで自律神経が乱れて首の筋肉が緊張します。
首の筋肉は強く刺激すると痛みが出やすいので注意が必要です。
お勧めなのは擦ったりつまんだりするリンパの流れを高める事になります。
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