台風で起きる首痛などの気象病とは

低気圧が不調の原因になるって知っていますか?

「頭や首が痛い」

「何だか息苦しい」

「台風が来るのか、、」

台風のタイミングで不調が現れたら気象病が疑われます。

今回は気象病が起こるメカニズムと対策について解説します。

当院は東洋医学の理論に基づいて気象病の予防法を解説するので、良かったら最後までお付き合いください。

気象病とは

気象病とは気圧や温度、湿度などの気候の変化が原因で起こる様々な身体の不調です

多いのが頭痛や首痛、疲労感に関節痛などの自律神経の乱れによる症状が現れたり、他にも気持ちの落ち込みや喘息などアレルギー症状なども関係するのが特徴です。

気象病が起こる原因の一つが低気圧で、低気圧とは周囲よりも気圧が低い状態で何hPa以下が低気圧という定義ではありません。

低気圧は北半球では反時計回りに風が吹き南半球では時計回りとなり、周囲から中心付近に風が吹き込み上昇気流が発生するので雲ができて雨になります。

高気圧は逆回りとなり風が中心付近から周囲に吹き出し下降気流が発生するため、雲ができにくく一般的に晴れの天気になります。

気象病が起こるのは高気圧から低気圧に変わるタイミングで、自律神経が走っている首は緊張して痛みを感じやすくなります。

普段から首の筋肉が緊張しやすい人は自律神経が乱れやすく、気圧の変化に敏感になり気象病が現れやすくなります

不調が現れるタイミングは人によって違い、雨の当日に首の痛みを感じる人もいれば雨の前日の人もいます。

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台風の影響

基本的に台風は中心気圧が低ければ低いほど風は強くなり、気圧の変化が大きい程に風は強くなります。

風の強さは3段階あり秒速33~44メートル未満が強い台風で、秒速44~54メートル未満が非常に強い台風などとクラス分けされています。

それより強い風が吹くときに猛烈な台風となり、日本に上陸する事は稀になりますが台風の範囲が大きい時ほど住んでいる地域より遠くに発生しても気象病は現れます

台風が発生しやすいのは8~9月になりますが、日本列島に近づきやすいのは9月が多いので気象病も9月に向けて増加傾向です。

また、低気圧の時は酸素が薄くなっているので、気が付かないうちに身体は酸素不足となることも自律神経の乱れを助長します

酸素不足になる事で呼吸が苦しくなり、心臓と肺の負担が増えるために動悸や息切れ、めまいなども起こります。

自律神経が上手く働かない状態を東洋医学では気滞(きたい)と呼んでいて、気滞の解消が気象病の予防につながります。

気象病の対策

気象病の症状を軽減させるために重要なのは生活習慣で、基本的には食事と運動、睡眠のバランスがポイントとなります。

運動をしている人は心臓や肺が強いので息苦しくなりづらく、運動をするほどに睡眠の質も高まります。

だから普段から階段の昇り降りなどで心臓や肺を鍛えておいたり、普段から腹式呼吸の習慣をつけておくことも大切です

食事に関しては身体の浮腫みを解消する事がポイントとなるので、浮腫みの原因となる味の濃い食べ物や脂っこい食事は避けましょう。

また、きちんと水分をとって排泄を促すことは浮腫みを解消し自律神経を整える効果もあります。

そして寝る前の食事を減らすと睡眠の質が高まるので、気圧の変化にも対応できる身体を作る事が可能です。

気滞になって気象病が出やすい人は生活習慣が乱れている事が多いので、普段から食事と運動、睡眠には気をつけておくと予防に役立ちます

まとめ

気象病は気圧の変化が原因で起こる様々な不調です。

自律神経が乱れやすいのは首が緊張しやすい人になります。

普段から食事や運動、睡眠などの生活習慣を整えておくことが気滞を解消して気象病を予防する事につながります。

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