暑い日が続く中、夜に動悸が酷くなっていませんか?
「夜に暑さで目が覚める」
「動悸が気になって眠れない」
「苦しくはないけど気持ち悪い、、」
心臓に問題は無くても夏に動悸が起こる事はあります。
すぐに大問題になるとは限りませんが夜の動悸には心不全のリスクもあるので、きちんと対処しておくことは大切です。
今回は夏の夜に動悸が起こる原因と対処法について紹介します。
こちらのブログでは身体の様々な不調を解消するための東洋医学の正しい生活習慣を紹介するので、良かったら最後までお付き合いください。
なぜ動悸が起こるのか?
夏の夜に動悸が起こる原因は、夏の暑さによる疲れで体調を崩している可能性があります。
基本的に汗をかくのもエネルギーを消耗し、身体の潤いが減った分だけ心臓の負担が増えます。
すると寝ている時に普段には起らない心臓の収縮が起きて、普段よりも強い動悸を感じる事があります。
強い動悸は自律神経の乱れによって起こり、自律神経の乱れは汗をかいて水分が不足することで脱水状態になり起こりやすくなります。
脱水状態を放っておくと血液の粘度が増し、血管が詰まりやすくなり心筋梗塞を発症するリスクも高まります。
動悸は誰にでも起こりますが、夏の夜に動悸が増えてきた場合は心臓の負担が増えている可能性があります。
心不全は自律神経が乱れている人ほど起こりやすく、夏は他の季節とは違い水分不足がきっかけで自律神経の乱れが起こりやすくなります。
寝ている時に起こる脱水状態
普段から寝ている間には汗や呼気によって約500ml以上の水分が失われ、夏の暑い時期には多いと1ℓも失われる場合があります。
基本的に体重の1~2%の水分が減少すると軽い脱水状態が始まるので、夜に目が覚めた時は水分を補給するようにしましょう。
朝に起きた時に頭痛やめまいがする人は、寝ている時に脱水状態に陥っている可能性が高いので特に注意が必要です。
気圧の変化や雨の影響などで頭痛やめまいが起こる場合もありますが、夏の朝に限っては脱水状態を疑いましょう。
水分だけを摂り過ぎると身体のミネラルバランスが崩れて吐き気や胃もたれが起こる場合もあるので、塩分タブレットやポカリスエットなども補給しましょう。
麦茶などカリウムを含んでいるものばかり大量に摂っていると、塩分が不足する場合もあるので夏は塩分不足にも注意が必要です。
どんな生活を送れば良いのか
東洋医学では夏は朝に早起きをすることを勧めています。
もちろん十分な睡眠をとる必要がありますが、連続して寝るのは脱水を起こしやすく危険なので昼寝などで調節するのが大切なのです。
寝る前には水分補給をしておくのが大切で、部屋の温度が低くても連続で寝過ぎて水分が不足すると心臓の負担となります。
だから連続で寝過ぎないように、朝の5時くらいには冷房が切れるようにタイマーをセットしておくのもお勧めです。
睡眠時間を確保することは大切ですが、それ以上に脱水状態にならないように起きて水分を補給しましょう。
動悸の対策としては副交感神経を寝る前に刺激するのが有効なので、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるも効果的です。
お風呂から出る前は冷たい水を頭にかけておくと、発汗がおさまりやすく身体の負担を減らし自律神経が整いやすくなります。
基本的に動悸が数日にわたり続くようなことがあれば、心臓の問題があるかもしれないので病院を受診した方が無難です。
水分のこまめな補給と自律神経のバランスを保っておけば夏に心不全を起こすリスクはかなり低くなります。
まとめ
夏の夜の動悸は心不全のリスクがあります。
基本的に脱水による自律神経の乱れである場合が多いので注意が必要です。
お風呂で自律神経を整えて寝る前に水分補給を忘れないようにしましょう。