「花粉の時期は下痢になる」
「腹痛や下痢が起きるけど医師からは関係ないと言われる」
「だけど花粉以外に思い当たらない、、」
こんな悩みを抱えていませんか?
東洋医学から見ると花粉症になる人は過敏性腸症候群にもなりやすくデスクワークが多い傾向にあります。
こちらでは、デスクワークと花粉症や過敏性腸症候群の関係と対処法について書いています。
デスクワークによる過敏性腸症候群
普段からデスクワークが多い人は下半身に老廃物が溜まりやすく身体が浮腫みやすい傾向にあります。
そして、普段から身体がむくむ人ほど過敏性腸症候群を起こしやすくなります。
過敏性腸症候群の主な原因にはストレスや運動不足が挙げられますが、そもそも身体が浮腫みやすい事が腸の負担となっているのです。
浮腫みやすい体質は東洋医学では痰湿(たんしつ)と呼ばれ、アレルギーなどの原因と考えられています。
痰湿の人は小腸に負担がかかりやすく、小腸の負担が増えると自律神経の乱れやすくなり過敏性腸症候群の原因となるのです。
4月の花粉による影響
現代医学では花粉症と胃腸の関係は明らかにされていません。
ですが花粉症の人に話を聞くと、かなりの確率で花粉症の時期は下痢をしています。
そもそも花粉症などのアレルギーを患う痰湿タイプの人は胃腸が弱く、胃腸が弱い人は水分代謝が悪いせいで花粉症になりやすいのです。
花粉症は免疫療法で良くなると言われますが、免疫の中心となるのが小腸です。
小腸は免疫の中心であると同時に消化吸収の役割も担っています。
そのため花粉症によって小腸の負担が増えれば、消化吸収に支障をきたすのは当然のことなのです。
デスクワークが多い人は腹部を圧迫しているので小腸が弱りやすく、小腸が弱りやすいから過敏性腸症候群や花粉症を起こしやすくなるのです。
実際に5000人を対象としたアンケートによると、免疫力が気になる人の半数は姿勢も気にしています。
花粉症や過敏性腸症候群を解消するのに大切なのは、腹部の緊張を減らして小腸の負担を減らすことです。
腹部の緊張を減らす体操
デスクワークの際に身体が前傾になっていると腹部を圧迫し小腸の負担となります。
そのためデスクワークでは胸を張って顎を引き、肩を落とした姿勢を意識しましょう。
すると腹部はある程度は伸ばされ小腸の負担を減らせます。
加えて軽く腹部を刺激する体操を行いましょう。
やり方)
- 座った状態で両手を広げて息を大きく吸う
- 両手を頭の上で合わせて伸びる
- その状態から軽く後に反らしながら息を吐く
この動作を繰り返すと、腹部が伸びて小腸に刺激を入れられます。
小腸の動きが良くなると痰湿の解消につながり、4月に増える過敏性腸症候群の解消や花粉症の軽減にもつながります。
まとめ
デスクワークが多い人は身体に老廃物が溜まりやすく痰湿になりやすい傾向にあります。
痰湿の体質だと小腸が弱りやすく、過敏性腸症候群や花粉症を起こしやすくなります。
普段から腹部を伸ばして小腸の負担を減らしておけば、4月に増える花粉症や過敏性腸症候群を軽減することが可能なのです。