[kaiwa1]中高年になると身体を動かすだけで痛むようになってきます。
そんな時に筋トレをする人がいますが本当に効果的なのでしょうか?
こちらでは痛みなく身体を動かすために必要なことを書いています[/kaiwa1]
正しい身体の動かし方
動くときには筋肉が必要なのは確かですが、筋力があれば良い動きが出来るかと言えば話が変わってきます。
大きな筋肉が強い力を出せるのは確かですが、身体を動かすのに強い力が必要とは限りません。
むしろ余計な力みは動きを悪くします。
普段の動作は最小の筋力でも動くことは可能です。
ですが現代人の多くは不必要な力が入っているために普段の動作でもすぐに疲れてしまいます。
人によっては眠っている時でも力が入っているせいで、休んでいるつもりでも身体の急速になっていない事もあるのです。
大切なのは必要な筋力だけを発揮して、不必要な時には脱力が出来るという事です。
現代人は筋力をメインに考えがちですが、筋力と動きはイコールではありません。
動くときに必要なのは筋力よりも脱力です。
脱力した筋肉は素早く無駄のない動きを可能にします。
どこかに力を入れれば他の筋肉も力が入って硬くなります。
ですが動くだけなら必要な筋肉だけが動くのが理想です。
そのため力を入れるというよりも脱力して動くというイメージが重要です。
五十肩や頚椎症などは無駄な力が入っているせいで起こります。
滑らかに動く筋肉なら動かすだけで身体が痛むことはありません。
動くときに痛みが出る人は、筋肉に無駄な力が入った状態で身体を無理矢理に動かしていると言えます。
そんな時はラジオ体操のような動き力を抜いて行いましょう。
ただし痛みが出るときは、痛みのない範囲で動かすことが大切です。
日常での脱力
身体を動かす時に余計な力が入っていると全ての動作で疲れやすくなります。
なぜなら緊張している状態とは、使わなくてもいい筋肉も緊張しているからです。
使わなくてもいい筋肉が緊張すると、他の筋肉も必要以上の緊張を強いられます。
なぜなら筋肉同士は常に綱引きをしているような状態なので、どこかの筋肉が引っ張れば他の筋肉が引っ張り返すように出来ているからです。
理想は子供の時のような筋肉の状態です。
子供は疲れるまで動き回ってぐっすりと眠って次の日には元気になってます。
これは普段からきちんと脱力が出来ているからなのです。
脱力は適度に身体を動かしてこそ実践できます。
だから日々の適度なウォーキングやラジオ体操は脱力のために欠かせないのです。
[kaiwa1]無駄な力みは身体を動かすことで緩みます。
ですが年を重ねると運動をする機会が減っていきます。
さらに年齢とともに筋肉は硬くなるので、意識して動かさないと身体はどんどんと動かしにくくなっていきます。
そんな動かしにくい身体を動かすのに必要なのは、筋力ではなく脱力です。
手っ取り早く身体を脱力させるコツは、毎日繰り返し行うラジオ体操で筋肉の緩みを感じる事です。[/kaiwa1]