[kaiwa1]体調を崩す原因は色々とありますが、30代の時期に原因になりやすいのは睡眠不足です。
20代の頃は徹夜をしても平気ですが、30代になると徐々に疲労が溜まります。
今回は30歳の不調の原因になる睡眠の話です[/kaiwa1]
睡眠不足の弊害
現代人の多くは睡眠不足の状態だと言われています。
問題となるのは単なる睡眠時間だけではありません。
睡眠の質も問題となり、単に睡眠時間を確保するだけでは十分とは言えません。
夜遅くまでの勉強や仕事などによって慢性的な睡眠不足や睡眠の質の低下を招くと、
- 生活習慣病
- 循環器疾患
- うつ症状
- 認知症
- 免疫力の低下
などのリスクが上がることが分かっています。
睡眠とは脳や身体の疲れをとるだけでなく、身体の成長を促し傷ついた細胞を修復するという大切な役割があります。
理想の睡眠時間
必要な睡眠時間は年齢によって違います。
年を重ねるほどに必要な睡眠時間は減っていきますが、その分だけ無理がきかなくなってきます。
子供の時は一日に10時間くらい寝ていても平気です。
20歳頃は8時間ほどが基準となり、それ以降は徐々に必要な睡眠時間が減っていきます。
40代なら7時間、60代で6時間くらいです。
もちろん個人差はありますが、年齢とともに必要な睡眠時間は減っていきます。
その分だけ体力も徐々に失われていきます。
気(代謝)が低下しだす30歳を超えると回復力が低下するので、睡眠不足が続くと徐々に対象を崩します。
だから30代に多い自律神経失調症の解消には睡眠をきちんととることが基本です。
そして70歳以降くらいになったら次は起きている体力が減っていくのでこまめに寝るようになると言われます。
だから横になる回数は増えるものの、連続で眠れる時間も減っていくのです。
睡眠は気(代謝)の低下を補うとともに身体に津液(水分)を満たす時間です。
そのため必要な睡眠時間は減っていっても最低限の睡眠時間は確保することが大切です。
[kaiwa1]健康の基本は食事と運動、そして睡眠です。
睡眠を軽く見る人もいますが、気血津液から見れば極めて重要な時間です。
だから若いうちは薬に頼る前にまずは睡眠をとりましょう[/kaiwa1]