「指の痛みは治らないと思っていました」
「病院では痛み止めを出されるだけでした」
「他の整骨院では効果がありませんでした」
そんな話はよく聞きますが、当院が得意としている疾患の一つがへバーデン結節です。
へバーデン結節は難治で、老化だから諦めろという医師もいます。
ですが、当院では腫れや痛みが解消される人が大勢います。
今回は、そんな現場で解消の決め手となったへバーデン結節の原因を紹介します。
へバーデン結節の原因
へバーデン結節は腱鞘炎やばね指を起こす人に見られやすいのが特徴です。
さらに肩甲骨周りの首や肩の筋肉が硬くなっているのも特徴です。
指の使い過ぎが背景にある場合もありますが、肩甲骨周りの動きが悪いために無駄な力が入って炎症が起こっている場合が多くあります。
へバーデン結節が起こっている人は肩こりや首コリも同時に起こります。
指の症状は体幹の問題なく起こりません。
そのため、肩や首の不調を放置していた人が年齢とともにへバーデン結節を発症すると言えます。
へバーデン結節の特徴
へバーデン結節はの特徴は、
- 40歳以降に発生しやすい
- 男女差は1:9
などです。
そのため女性ホルモンが関与しているのは確実です。
男性でも女性ホルモンは出ており、男性がへバーデン結節になるときはほぼ腱鞘炎を先に起こしています。
ですが女性ホルモンを薬や食事で補充しても解消されるとは限りません。
これは女性ホルモンが持つ、身体の水分代謝を調節する機能が上手く働いていないからです。
大切なのは女性ホルモンの補充でなく、身体の水分代謝を高めることです。
水分代謝を高めるには、しっかりと水分をとって汗と尿をしっかりと出すことです。
加えてラジオ体操などで肩甲骨を動かしましょう。
関節の動きが高まり、水分の補給と排泄が高まれば指に限らず関節の腫れや痛みは解消されやすくなります。
関節を柔らかくしてへバーデン結節を解消しよう!
へバーデン結節で悩んでいる人の中で、肩や首に症状の無い人はほぼいません。
自覚はないけど肩がガチガチというパターンはありますが、肩が柔らかい人はいません。
そのため肩甲骨からの動きを高めることはへバーデン結節を解消するのに必須と言えます。