「立ち上がる時に股関節が痛む」
「歩き出しで足の付け根が痛む」
「歩いていると少しマシになるが休むと同じ」
こんな悩みを抱えていませんか?
股関節の痛みは歩く時に大きな影響を及ぼし、痛みが出るときには背骨に問題が起こっています。
こちらでは股関節だけの問題ではなく背骨との関係で起こる股関節痛を解消する方法について書いています。
股関節の痛みとは
股関節は身体の中で最も可動域の大きな関節で、歩く際には特に重要な役割を担っています。
そんな股関節は本来なら痛みにくい関節で、地面からの衝撃をクッションのように吸収する構造になっています。
さらに股関節は骨盤を左右からサポートする役割もあり、股関節のサポートがなければ骨盤は負担となり姿勢が乱れます。
股関節が痛み出す初期は、立ち上がったり歩いたりする際に足の付け根に違和感が出てきたり一瞬だけ痛んだりします。
それから症状が悪化すると歩行の際に痛みが続いたり、夜寝ている時まで痛むようになるのです。
また代表的な不具合としては動かしづらさがあり、股関節を深く曲げてしゃがんだり正座をすることが困難になります。
ひどい人は長時間立っていることも辛くなってきます。
背骨との関係
背骨と股関節は骨盤を介してつながっており、股関節の動きは背骨の動きに大きな影響を与えます。
特に骨盤の前後の動きが硬くなると背骨の動きも硬くなり、その逆に背骨の動きが骨盤の動きを制限します。
最も股関節の動きを制限するのが猫背の状態で、背骨が後ろに湾曲することで骨盤が後傾して股関節の動きを制限します。
股関節が硬いと本来のクッションとしての役割を果たせず、歩くたびに股関節にダメージが蓄積していくのです。
そうなると痛みから姿勢が悪くなる悪循環に陥るので、まずは背骨の後湾を解消することが股関節にとっては重要なのです。
背骨の動きを高める体操
背中と股関節を同時にほぐす体操が四つん這いで行う体操です。
やり方)
- 四つ這いで膝は肩幅に開く
- お尻側に身体を引きながら背中を丸める
- 前にスライドしながら背中を反る
この体操を10回ほど繰り返すと背骨と骨盤を同時に動かすので、背骨と股関節の動きを連動できます。
股関節が痛みやすい人は背骨と股関節の連動が上手くいっていない事が多いので、この体操を行うことで本来の動きを取り戻すことが可能です。
本来の動きを取り戻してから身体を動かすことで股関節は本来の位置に戻りやすくなるので、クッションとしての機能を取り戻して痛みにくくなります。
まとめ
股関節は本来なら痛みにくい関節です。
そこが痛むのは背骨の動きが悪いせいで股関節の動きが制限されているからです。
股関節痛を解消するにはまずは背骨の動きを取り戻しましょう。
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