「吐き気がする」
「酸っぱいものが込み上げる」
「怖くて食べられない」
こんな悩みを抱えていませんか?
これらは逆流性食道炎の症状です。
こちらでは逆流性食道炎の原因と東洋医学から見た対処法について書いています。
逆流性食道炎とは
逆流性食道炎とは、名前の通り胃の内容物が食道に逆流することで炎症を起こす疾患です。
逆流する内容物は酸性なので酸っぱい液体が上がってくる感じになり、傷つけられた食道は炎症を起こします。
ただし逆流性食道炎が起こっていても自覚があるとは限らず、無自覚のままに胸やけなどを訴える人もいます。
また、逆流性食道炎が頻繁に起こっている人には咳や喉の違和感なども現れやすくなります。
基本的に喉の不調が出やすい人は逆流性食道炎を起こしている可能性もあるのです。
東洋医学から見た逆流性食道炎
東洋医学から見た逆流性食道炎は胃気虚(いききょ)と考えられ、暴飲暴食や過労、老化などにより胃の機能が低下した状態です。
胃の機能とは食物を受け入れ消化し、次の小腸へとスムーズに運んでいく事ですが、これらの機能が上手く働かないために胃の内容物が逆流を起こすと考えています。
場合によっては小腸で問題が起こっている場合もありますが、多くの場合は胃でも問題が起こっています。
胃で問題が起こる原因としては、胃の筋肉が冷えて柔軟性を失っていたり水分の巡りが悪くて浮腫んでいる場合があります。
水分の巡りが悪いと胃酸の過不足で消化不良になることもあります。
東洋医学の解消法
胃気虚になる原因の一つは気虚体質もありますが、胃が冷やされて機能が低下している可能性があります。
気虚体質というのは代謝が低いせいで体温が低く、内臓の機能が元から低い体質です。
この状態を解消するには胃を冷やさないように飲食に気をつけて代謝を高める事が必要です。
代謝を高めるには運動したり腹式呼吸をしたりするのも大切ですが、消化に良い炭水化物を食べることも大切です。
もち米やイモ類などは胃気虚の解消に役立ち、胃の機能が高まることで逆流性食道炎は落ち着きやすくなります。
食べるのが辛い人は腹式呼吸を行って、胃の血流を高める所から始めましょう。
まとめ
逆流性食道炎は食道で炎症が起こっている状態です。
胃が機能低下を起こすときには冷えて血流が悪くなっています。
血流を高めるためには腹式呼吸や消化に良い炭水化物が必要です。
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