「細かい作業が難しくなってきた。」
「指が腫れて変形しているのが気になる」
「何かを握ると痛むから生活に困っている」
こんな悩みを抱えていませんか?
人差し指のへバーデン結節は大胸筋の影響を大きく受けます。
こちらではへバーデン結節と大胸筋の関係と対処法について書いています。
人差し指が腫れて痛むのは
人差し指に腫れや痛みが起こりやすい人の特徴として、大胸筋が硬くて巻き肩になっている人が多くいます。
巻き肩になっていると上腕から前腕と指まで余分な力が入っています。
そうなってくると使用頻度の高い人差し指を緊張させやすいのでへバーデン結節の痛みが出やすいのです。
家事や仕事で手を使うことが多い人に多く見られ、普段から睡眠不足な人にも多く見られます。
睡眠不足な人は大胸筋が緩まる時間が短いので硬くなりやすいのです。
大胸筋とは
大胸筋は胸にある大きな筋肉で、その下には鎖骨下リンパがあります。
大胸筋が硬くなるとリンパの流れが悪くなるので人差し指のへバーデン結節に悪影響を与えます。
よく筋トレなどで大胸筋を鍛える人もいますが、きちんとストレッチも行っておかないとリンパの流れが悪くなります。
へバーデン結節の解消に大切なのは、大胸筋を緩めてリンパの流れを高めることです。
また、睡眠不足はリンパの流れを悪くするので、きちんと6時間以上の睡眠を確保することも大切です。
巻き肩を解消する体操
大胸筋が硬く巻き肩のままだと腕の神経を圧迫したり血流を滞らせたりします。
パソコンやスマホを使うことが多い人にも巻き肩になっている人が多く見られます。
そのため、へバーデン結節になる人は巻き肩の状態が悪化していると言えるのです。
やり方)
- 肘を体幹につけて90度に曲げます。
- 掌は上を向けた状態で外に前方に突き出す
- 肘は体幹から離さずに前腕を外に開く
この体操を10回ほど繰り返すことで大胸筋を緩めてリンパの流れを高められます。
鎖骨の下を擦って痛みがある人は普段から大胸筋の体操をやっておきましょう。
まとめ
人差し指のへバーデン結節は大胸筋の硬さが原因の場合が多くあります。
大胸筋が硬いと鎖骨下のリンパの流れが悪くなって指が腫れやすくなります。
普段から睡眠を確保して大胸筋を緩める体操をしましょう。