「台風が近づくと指が痛い」
「台風が去った後まで痛む」
「意外と台風が直撃しているときはマシだった、、？？」
こんな悩みを抱えていませんか？
台風は身体にさまざまな影響を与えますが、不調になるタイミングは人によって違います。
こちらでは、東洋医学から見た台風とへバーデン結節の関係と対処法について書いています。
台風の影響
台風が近づくと気圧の変化が激しくなるので、自律神経が乱れて首周りが緊張します。
首周りの筋肉が緊張すると指の筋肉も緊張するので痛みが起こります。
台風は低気圧に分類され、低気圧の状態は酸素濃度が薄いので呼吸が浅く速くなります。
呼吸が浅く速くなることで自律神経の乱れが加速して、首周りの筋肉は緊張しやすくなります。
お盆が終わった残暑から、9月22日頃の秋分までは台風のシーズンと言えます。
この時期は気をつけないとへバーデン結節が悪化する時期となるのです。
東洋医学から見た対処法
自律神経の乱れを東洋医学では気滞（きたい）と表現します。
身体の中を流れている気が滞っているから筋肉が緊張して緩まなくなるのです。
気滞が起こる原因はいくつかありますが、特に多いのは呼吸が浅くなり身体の水分が不足することです。
そもそも残暑から秋にかけては雨の量が少しずつ減ることで乾燥が始まり、身体の水分は不足しているので余計に気滞が起こりやすくなります。
そのため東洋医学では秋に弱りやすい内臓は肺としており、肺を潤すためには水を飲むより果物を食べることを勧めています。
果物に含まれる水分やミネラルは肺を潤して熱を発散させるので、気滞によるへバーデン結節の悪化を予防してくれます。
薬膳の作用から見ると、熱を冷まして肺を潤してくれるのは梨や柿、リンゴなどです。
東洋医学の薬膳では栄養素よりも、旬の果物が身体に及ぼす作用に注目しています。
そんな薬膳の作用から見て秋が旬の梨や柿、リンゴなどは台風による気滞を解消し、へバーデン結節の予防に役立ってくれます。
まとめ
台風が来る時期には首周りが緊張しやすくなってへバーデン結節も痛みやすくなります。
この時期は自律神経の乱れから気滞になりやすくなります。
へバーデン結節の痛みを解消するには、気滞を解消するのに有効な秋の果物を意識しましょう。