冷えや肥満などの体質を左右する内臓別パターン

体質は内臓によって左右されると知っていますか?

「疲れやすい」

「冷えやすい」

「太りやすい」

これらの体質を左右するのは内臓です。

今回のブログを見れば体質を左右している内臓と症状の対策が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

疲れやすい人の内臓パターン

疲れやすい人は肝臓の機能低下が原因で、肝臓でのエネルギー産生が不十分な可能性があります。

肝臓は代謝や解毒などの様々な機能を担うため、その機能が低下すると疲労感を感じやすくなります。

基本的に肝臓の機能低下は仕事が多すぎるか睡眠不足が原因となるので、疲労の解消には睡眠時間を確保する事が必要となります

疲れやすさのもう一つの原因が腎臓の機能低下で、老廃物の排泄が不十分なために起こります。

体内に水溶性の老廃物が溜まると尿毒症となり、強い倦怠感やダルさなどが現れます。

その場合は水分補給の量を増やして尿量を増やし、しっかりと老廃物を排泄する事が必要となります

冷えやすい内臓パターン

冷えやすい人は心臓のポンプ機能が低下が原因となり、全身への血液供給が不十分なために起こります

心不全などの疾患が隠れている場合もありますが、血圧が低くて血液を送る能力が低い場合もあります。

心不全などがある人は手足の冷えだけでなく、少し動いただけでも動悸や息切れなどが現れやすくなります。

心臓のポンプ機能が低い人は筋力不足の傾向があるので、普段からウォーキングなどをする事が大切です。

体の中でも心臓を助けるのは足の筋力なので、普段からお尻から足にかけて筋肉を刺激する事が必要です。

そのため、普段からスクワットなどを行いお尻周りの筋肉を鍛えるのも冷えの解消には効果的です

太りやすい内臓パターン

太りやすい人の体質として多いのは膵臓の機能低下で、膵臓からのインスリン分泌が不十分だと血糖値の上昇や脂肪の蓄積につながり太りやすくなります。

単純に食べ過ぎている場合や、食物繊維の不足などで血糖値が乱れやすい人にも多く見られます。

膵臓の機能低下を起こさせないためには大食いや早食いを避け、野菜で食物繊維を摂取して血糖値を安定させることです

太りやすい人のもう一つの原因が浮腫みで、腎臓の機能低下により体内の水分や塩分のバランスが崩れている場合があります。

腎機能が低下すると血液をろ過する機能が低下し、余分な水分や塩分が体内に蓄積されて浮腫み体重増加の原因となります。

腎臓は冷えていると機能低下するので、普段から身体を温めて腎臓のろ過機能を高める事が大切です

まとめ

疲れやすさは肝臓と腎臓の機能低下が疑われるので水分と睡眠をとりましょう。

冷えやすさの原因は心臓の機能低下なので足腰を鍛える事が大切です。

太りやすい人は血糖値を安定させるために食事に気をつけましょう。

⇒自分の体質を知ろう!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます

祝日はお休みです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。