「身体がひどくダルイ」
「意欲がわかない」
「身体が痛むしめまいがする」
「他人に分かってもらえない」
こんな悩みを抱えていませんか?
こんな症状が40代以降に増えてきたなら更年期かもしれません。
更年期は誰にでも訪れますが症状は人によって様々です。
こちらでは人によって違う更年期の症状と解消法について書いています。
更年期とは
更年期は45~54歳くらいに閉経に伴って起こる症状で、主な症状にはのぼせやほてり、冷えや発汗などもあります。
原因は閉経に伴うエストロゲンの減少によって自律神経の乱れが引き起こされる事で、三大症状としてはホットフラッシュに精神症状、不眠などが挙げられます。
これらの症状は筋肉の緊張で起こり、緊張が長く続くことで自律神経が乱れた結果です。
エストロゲンが減少すると様々な不調が現れますが、特に顕著なのは筋肉量の減少です。
筋肉量が減少すると、残った筋肉だけで対処しないといけないので緊張しやすくなったり冷えやすくなったりするのです。
人によって更年期の悩みは違う
更年期の症状は人によって様々で、更年期の症状に悩まされている芸能人達も様々な悩みを告白されています。
40代半ばから症状が現れたという磯野貴理子さんは、「歩道橋が怖くて渡れない」とか「気弱になった」などの精神症状を告白しました。
人よりも筋肉が多かったであろう元ランナーの有森裕子さんは48歳ぐらいから症状が現れ、「人の話が理解できない」とか「整理整頓ができなくなる」などの脳機能の低下を告白しました。
他にも有森也実さんは顔面の痙攣であったり、小島慶子さんは頭痛や動悸などの身体症状を告白されました。
精神症状も身体症状も自律神経の乱れで起こり、東洋医学では気滞(きたい)が原因としています。
更年期を解消するには
更年期の症状を緩和するのに有効なのがセロトニンの分泌を促すことです。
更年期の症状は気滞である自律神経の乱れなので、自律神経を整える作用のあるセロトニンは更年期の症状を解消するのに役立ちます。
女性にとって最もセロトニンが分泌されやすい行動が会話です。
特に仲の良い人とする会話や、人生の先輩などに悩み相談をする事はセロトニンの分泌を増やすことが分かっています。
磯野貴理子さんも色々な人に話を聞いてもらっているうちに、だんだんと精神的に落ち着いてきたと言っています。
更年期の時期に症状が悪化する人は普段から会話が少ない傾向にあるので、身体がだるくても外に出て人と話す時間を作りましょう。
人と話すことは脳にも良い刺激が入るので、心身ともに緊張を緩めて不調を解消するのに役立ちます。
まとめ
更年期の不調はエストロゲンの減少による自律神経の乱れで起こります。
精神的な悩みも肉体的な辛さも東洋医学では気滞と呼ばれる症状です。
女性にとって最も大切なのは会話をすることなので、色々な人に話を聞いてもらってセロトニンの分泌を促しましょう。
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