「ずっと腕が痺れている」
「病院でも原因がよく分からない」
「精神科を紹介された、、」
こんな悩みを抱えていませんか?
痺れの原因は病院の検査でも原因を特定しづらい症状です。
そんな痺れでも東洋医学なら身体の状態から原因を見つけられます。
こちらでは手が痺れる原因となる瘀血の対処法について書いています。
手の痺れの原因
手が痺れる主な原因は血流の滞りと神経の圧迫であり、血流が滞ることにより神経に十分な栄養が届きにくくなると痺れが起こりやすくなります。
痺れの中でも冷えた時に感じる麻痺したような痺れが栄養不足の状態で、ジンジンと痛むような痺れは神経の圧迫によります。
血流の滞りは同じ姿勢が続くことで起こるエコノミークラス症候群などがあり、神経が圧迫される痺れは正座をした時に起こる痺れです。
基本的にどちらの痺れも本来なら時間とともに解消されますが、身体の状態によっては痺れが長期化して治らない状態となります。
東洋医学では痺れが起こる血流の悪い状態を瘀血(おけつ)と呼び、瘀血が起こっている人は痺れが長期化しやすい傾向にあります。
瘀血が原因の痺れとは
瘀血(おけつ)とは血流の滞りを指す東洋医学の言葉ですが、瘀血の特徴であるジンジンとした痺れや痛みは神経の圧迫によるものです。
そのため瘀血とは血流の悪さから筋肉が緩まず神経の圧迫が始まった状態と考えられ、筋肉の緊張が続いて血流の悪い状態を長く放置していたために起こるのです。
瘀血が一時的に起こっているだけなら痺れも一時的ですぐに収まります。
痺れの中でも長期に渡って治らないようなら、筋肉の緊張が続いて血流の悪い状態が長く続いていると考えられます。
血流が悪い状態が長く続く人ほど痺れの解消には時間がかかる傾向があり、冷えやすかったり夜間に痛みやすいなどの特徴があります。
基本的に瘀血が起こる人は筋肉が緩みにくく、放っておくと筋肉が緊張しっぱなしの状態なのです。
瘀血を解消するには
手の痺れを起こす原因は首から肩回りにあり、首が原因の場合なら首の痛みなども伴います。
今回は首の痛みは無いけど手の痺れが長く続いている場合で解説します。
その場合だと問題となるのは鎖骨下と腋窩の血流が悪いことが多いので、肩を動かして筋肉に刺激を入れることが大切です。
お勧めなのは肩回しの体操で、行えば肩回りの筋肉の緊張を緩めることが可能です。
やり方)
- 手を肩に当てる
- 肘で円を描くように大きく回す
しっかりと胸を張って肩甲骨を背骨に寄せるのを意識して動かしましょう。
10~20回ほど動かすと肩から手に血が巡りだし温かくなるので、夜の寝る前と朝の寝起きに行う習慣をつけましょう。
またその時にコップ一杯の水分補給をしておくと血流が高まりやすくなります。
普段からきちんと血流を高めておけば、筋肉の緊張が緩んで瘀血を解消し痺れの解消に役立ちます。
まとめ
手の痺れの原因は血流の悪さか神経の圧迫です。
東洋医学では瘀血に分類され筋肉の緊張が拍車をかけています。
解消のために必要なのは水分の補給と肩回りの体操になります。
⇒手の痺れからの解放!瘀血を解消する東洋医学の整体が受けられます