「すぐに足裏が痛くなる」
「朝起きた時から痛い」
「なんで治らないんだろう?」
こんな悩みを抱えていませんか?
足裏の痛みである足底筋膜炎は治りにくい人がいます。
こちらでは足底筋膜炎が治りにくい理由と対処法について書いています。
足底筋膜炎とは
足底筋膜炎と呼ばれる踵周辺の足裏の痛みは誰にでも起こり、放っておいても痛みが解消される場合もあります。
ですが一部の人ではなかなか治りにくい場合もあり、治りにくい人によっては1年以上も痛みが続きます。
整形外科などでは痛み止めや炎症を鎮める外用薬などが処方されますが、治りにくい人は思うように解消されないのが現状です。
足裏に刺激を入れることで筋や腱の回復を行う方法もありますが、それだけでは根本的な解決にならないので再発のリスクが高いと言えます。
足底筋膜炎になりやすい人は、何度も痛みに悩まされるのも特徴の一つなのです。
東洋医学の水滞とは
水滞体質の人は足に老廃物が溜まりやすく、老廃物が溜まると足は可動域が小さくなり浮腫んで炎症が鎮まりにくくなります。
そのせいで普通なら治るような炎症も治らずに慢性的な痛みを抱えやすくなるのです。
また、可動域が小さいと足裏の衝撃を吸収できないために炎症が起こりやすく、可動域が大きい人よりも早く足裏が痛み足底筋膜炎となるのです。
ポイントとなるのが距骨(きょこつ)と呼ばれる骨で、この骨の位置がズレている人ほど足底筋膜炎は起こりやすくなります。
距骨は前方にズレやすく、ズレた状態が続くと関節液やリンパの流れが悪くなることで動きが制限されます。
結果として足が浮腫んで足裏に炎症が起こりやすくなるのです。
解消のためには
距骨は靭帯だけが付着して筋肉が付着していませんので、ズレても自然には戻りにくいのです。
水滞が起こっていなければ自然に戻りますが、水滞で足関節が浮腫んで可動域が制限された状態では距骨の位置はずれたままです。
外から圧力をかけて距骨を動かせば浮腫みが解消されて、足底筋膜炎の解消につながるのです。
やり方)
- 片膝を着いた状態になる
- 膝をつま先よりも前に出す
この時に踵が浮かないように注意しながら、10~20回ほど行いましょう。
足関節の前方を深く曲げることで、前方にズレた距骨を本来の位置に戻すことが可能です。
まとめ
足底筋膜炎は治りやすい人と治りにくい人がいます。
治りにくい人は老廃物が溜まっている水滞の状態が原因です。
水滞を解消するにはズレてしまった距骨の位置を戻すのが大切なのです。
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