「飲み過ぎて起きたら頭がガンガンする」
「あまりの痛さに何も出来ない」
「何もしたくない、、」
こんな悩みを抱えていませんか?
お酒の飲み過ぎは強烈な頭痛の元です。
こちらでは、二日酔いの頭痛に対して東洋医学の観点も交えて効果的な対処法について書いています。
二日酔いの頭痛
二日酔いの症状は頭痛や吐き気とありますが、強烈な頭痛の原因はアルコールによる脱水と脳の浮腫みです。
アルコールは分解の際に水分を消費するので脱水状態になりやすく、脱水状態のために身体の老廃物を排泄できずに浮腫んでしまいます。
老廃物は全身に溜まっていますが、脳に溜まった老廃物は神経を圧迫するので強烈な頭痛の原因となります。
頭痛が激しい時の身体は冷えのぼせの状態なので、熱を発散させて老廃物の排泄を促すことが必要です。
基本的に老廃物は尿から排泄されるので、利尿作用のあるものを口にするのが二日酔いの頭痛を解消するのに効果的です。
ただし、内臓は冷やされると機能が低下するので、冷たい物は避けて温かいものを選びましょう。
薬膳でお勧めの飲み物
薬膳では頭の熱を取り除く清熱の作用と、排尿を促す利水の作用があるものを選びます。
清熱と利水の両方の作用があるのがトウモロコシと小豆です。
そのため二日酔いの頭痛の時にはコーンスープやお汁粉を勧める人も多くいます。
大切なのはカリウムと炭水化物が含まれている事なので、コーンご飯やお赤飯も理にかなっています。
特にトウモロコシには弱った胃腸を元気にする作用もあるので、飲み会が続いて頭痛が酷い時にはトウモロコシを食べるのがお勧めです。
最近ではコーン茶や小豆茶などもあるので、常備しておくといざという時に頭痛の解消に役立つので便利です。
まとめ
二日酔いの頭痛が酷い時は脱水状態で脳に老廃物が溜まっています。
頭痛を解消するには頭の熱を発散させて、尿で老廃物の排泄を促しましょう。
薬膳の作用から効果的なのは清熱と利水の作用があるコーン茶と小豆茶なので、温かいお茶として飲むのがお勧めです。