[kaiwa1]インサイド整体が整えるのは気血津液です。
気血津液から見れば、身体の不調は気血津液の過不足か滞りと分かりやすくなります。
今回は気(代謝)が滞る気滞による頭痛について解説します[/kaiwa1]
気滞による頭痛
気滞とは気が滞った状態です。
東洋医学では気血津液が滞りなく流れている状態が健康としています。
そのため気(代謝)が滞った状態は異常で様々な不調の原因になると考えています。
気(代謝)とは、
- エネルギーを作る
- 身体を温める
- 血(栄養)を運ぶ
- 筋肉を動かす
などの作用があります。
気が不足すれば気虚となり身体が弱り、気が滞れば気滞となり頭痛やイライラの原因となります。
気滞が起こる原因としては、気(代謝)によって発生した熱が頭に溜まりのぼせるからです。
熱が頭に昇って留まるのは、水分不足や熱の発散がうまくいっていない事が原因となります。
気滞を起こさないためには、汗をかいたり声を出したりして発散する必要があります。
だから気(代謝)が高い人は体力があってよく喋る人が多いです。
反面、気が高い人は上手く発散が出来ないと頭痛やイライラが起こりやすくなります。
原因としてはデスクワークのせいで運動不足で話す機会が少ないことなどがあります。
だから気が高い人は営業などでは調子が良いのですが、事務仕事は苦手です。
気が高い人は疲れているときでも少し身体を動かすのが頭痛を予防するポイントです。
睡眠不足でも頑張れる人が多いですが、無理を続けると40代を過ぎたころから徐々に体調に異変が起こります。
睡眠不足は水分代謝を悪くさせて水分不足の状態も作りやすくなります。
そのため気滞の予防にはグッスリ睡眠も重要です。
暴飲暴食をする人も多いので生活習慣病にも気をつけましょう。
加齢によって胃腸などの機能も低下するので、40歳を超えた頃にはパパッと薬膳なども意識しましょう。
基本的には前頭部からこめかみにかけての頭痛が多いので、ラジオ体操などで肩回りを動かして筋肉の緊張をとりましょう。
おすすめなのはウォーキングです。
少し息が弾むくらいのスピードで30分くらい歩くと頭痛は解消されやすいです。
汗腺は鍛えることで良い汗をかけるようになります。
だから普段から汗をかく習慣をつけることが気滞の予防につながります。
[kaiwa1]気(代謝)が高い人は不調になりにくいですが、筋肉が硬くなると痛みが起こりやすいです。
運動不足が目立つ人は意識して歩きましょう[/kaiwa1]