乾燥する時期に喉の痛みに悩まされていませんか?
「乾燥すると咳が出る」
「いつも喉が痛くなる」
「肺が弱いと思う」
肺が弱い人は多めの水分補給が必要になります。
今回のブログを見れば肺を潤す必要性とお勧めの飲み物が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
乾燥の影響
筋肉は水分が不足すると柔軟性を失い痙攣したり、痛みや炎症を起こしたりします。
そのため気道などの筋肉は水分不足で痛み、炎症を起こす事で腫れあがります。
肺には筋肉はありませんが、水分不足になる事で伸び縮みできなくなり酸素と二酸化炭素の交換が出来なくなります。
肺は外の空気を直接に取り込むので他の臓器よりも乾燥しやすく、乾燥すると肺の機能であるガス交換が行えなくなるのです。
伸び縮みできない肺の細胞は炎症を起こし、機能が低下する事でより息苦しくなるのです。
さらに乾燥すると気道が刺激されて咳が出やすく、痰の粘度が上がることで余計に咳が出やすくなります。
呼吸の筋肉
気道の筋肉は意識して動かせませんが、気道の筋力が弱ると気道が狭くなりいびきをかく様になります。
気道の筋肉を緩めるには、舌を出したり首を伸ばしたり動かす事が必要になってきます。
横隔膜は肺の下にあり呼吸するための主要な筋肉となり、横隔膜が縮むと肺の中に空気が入って息を吸うことができます。
肋骨の周りには肋間筋があり外肋間筋は横隔膜と同じく吸う時に縮み、内肋間筋は息を吐くときに縮みます。
他にも胸鎖乳突筋などは息を吸う時に補助的に働き呼吸を助けており、どの筋肉も硬くなると呼吸に支障をきたします。
筋肉は動かして緩める事も大切ですが、硬くならないようにするには水分と栄養も重要となります。
対処法
喉が水分不足になると喉を守っている粘膜が不足するので、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなります。
特に乾燥する冬は加湿をしたりマスクをして喉を乾燥から守ることが大切で、白湯をこまめに飲むことも大切です。
白湯は飲むだけでも喉の炎症を鎮める事につながり、温めて血流を高めることで気道の修復を促します。
昔から喉の痛みなどに重宝されているのが蓮根や梨で、ミックスジュースにして飲む人も増えています。
また、生姜や蜂蜜には抗菌と抗炎症作用があるので、喉を細菌などからも守ってくれるので紅茶などに入れるのもお勧めです。
特に肺が弱い人は水分補給が重要で、喉が痛みやすい人は冬でもコップで8~9杯くらい飲むのがお勧めです。
まとめ
気道から肺は乾燥すると機能が低下します。
呼吸はいくつかの筋肉が働いて行いますが水分不足だときちんと行えません。
大切なのは水分補給で、蓮根や梨にハチミツや生姜を入れるのもお勧めです
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