今回は40歳になると増えてくる疾患について紹介します。
女性は35歳から身体が衰え始め、42歳ころには何らかの疾患に悩まされています。
きちんと身体の変化について知っておくことで不調を予防したり解消できるようになります。
40歳になると増える疾患
40歳になると増えるのはホルモンの乱れが原因となる疾患です。
ホルモンの乱れは血(栄養)が余り瘀血(おけつ)が起こることで起こります。
そもそも30歳の時から気(代謝)が低下しだしたのに、30歳の時と変わらずに食事をしていると血(栄養)が余ってしまいます。
余った血(栄養)は高血糖や高脂血症、高血圧などを起こします。
そのため生活習慣病になる人が増えるのも40歳の時期です。
高血糖は血糖値を調節するホルモンを過剰に分泌させます。
結果としてホルモンバランスが乱れると、身体がむくんで関節が腫れやすくなります。
同じ年代でも男女では起こりやすい疾患に差があります。
女性は血糖値を調節するホルモン以外にも、女性ホルモンの減少が顕著になるからです。
40歳女性に増える疾患
40歳の女性は
になる人が増えてきます。
へバーデン結節は手の指の腫れや痛みで、ほぼ全ての女性に起こりますが個人差がかなりあります。
リウマチは高齢者になると悪化しやすくなりますが、40歳から始まる疾患です。
特に普段から高脂肪食だったり過労だったりする人は悪化する傾向にあります。
リウマチは手の指に限らず全身の関節で炎症が起こります。
高脂肪食や過労はどちらも身体に炎症を起こしやすくする原因です。
そのため普段からの生活習慣を変えることが最も大切になります。
加えてストレスなどが炎症の原因となります。
40歳男性に増える疾患
40歳の男性は
- 坐骨神経痛
- 肩の痛み
- ぎっくり腰
- 過敏性腸症候群
- 副腎疲労
などが増えてきます。
血(栄養)が余りだすと瘀血(おけつ)が起こります。
瘀血(おけつ)とは血流の滞りで、瘀血が起こっている場所は刺すように痛みます。
肩の痛みの多くは瘀血から起こります。
また瘀血は神経の圧迫も起こすので、ぎっくり腰や坐骨神経痛の原因となります。
そのため普段から瘀血を起こさないように多めの水分を摂ることが大切です。
また副腎疲労や過敏性腸症候群は食生活の悪さが原因となるので食生活を変えることが基本です。
大切なのは炭水化物を減らして、緑黄色野菜を増やす事です。
血(栄養)を整えるには食事量を減らして、食物繊維などを増やすのが基本です。
そうすれば血糖値のコントロールがしやすくなるので内臓の機能が回復します。
血糖値のコントロールはホルモンバランスを整えるうえでも重要なので、40歳になったら特に意識しましょう。
40歳になったら食事に注意しよう!
身体には年齢にあった食事量があります。
適切な食事量を超えていると生活習慣病になってしまいます。
大切なのは普段の消費量に合わせた食事量を心がける事です。