「股関節がピリッと痛い」
「歩くのが辛い時がある」
「悪化している、、」
股関節は痛みにくい関節ですが、痛み出したのを放っておくと悪化します。
芸能人の千原ジュニアさんは股関節の痛みを放っておいて手術することになりました。
千原ジュニアさんが患った大腿骨頭壊死症の原因と予防法について書いています。
千原ジュニアさんを襲った痛み
千原ジュニアさんは2022年の3月に股関節の手術をされました。
症状が現れたのは1年半前くらいで急に右股関節に痛みが走り、その半年後には自力で足を持ち上げられないほどの痛みに苦しんだとの事です。
当初は本当にわずかな異変で、股関節の奥の方でピリッとした程度だったとの事です。
痛み始めて2か月後に病院を受診した結果、難病の特発性大腿骨頭壊死症と診断されました。
大腿骨頭壊死症の主な原因はアルコール過多やステロイドの常用、糖尿病などで股関節の血流が悪くなることで起こります。
実際に大腿骨頭壊死症になった人は
2005年度に行われた調査では1年間の受療患者数は11400人で男女比は5:4だったとの事です。
男性では40代が最も多く女性では30代とのことで、男性ではアルコール過多が目立ち女性ではステロイドの投与歴があったとのことです。
女性ではSLE(全身性エリテマトーデス)の患者が多いのが特徴でした。
アルコールの量としては日本酒換算で毎日2合を10年間飲酒すると発症リスクが高まるとのことです。
千原ジュニアさんはかなりの飲酒量との事なので、飲み過ぎが大腿骨頭壊死症の原因と考えられます。
他にも大腿骨頭壊死症になった芸能人には坂口憲二さんや堀ちえみさんもいますが、二人ともかなり酒好きだった事が知られています。
東洋医学の対処
大腿骨頭という部分は軟骨で被われ血管が少ないのが特徴なので、血流障害を起こすと骨の壊死が引き起こされるのです。
東洋医学では血流障害の事を瘀血(おけつ)と呼び、大腿骨頭壊死症を予防するためには瘀血の解消が重要と考えています。
瘀血の主な原因は水分不足と運動不足、睡眠不足の三つとなります。
そのため夜更かしをしてお酒を大量に飲んで身体が水分不足になると大腿骨頭壊死症のリスクが高まるのです。
お酒を飲むなとは言いませんが、飲まない日を作ったり飲むときは水分の補給を忘れないようにしましょう。
また休肝日を作って、ウォーキングをして股関節の血流を高める事も予防として大切です。
そして飲まない日は早く寝るようにすれば瘀血の解消につながり大腿骨頭壊死症の予防になるのでぜひ実践してください。
まとめ
大腿骨頭壊死症の初期はわずかな痛みです。
ですが放っておくと手術することになり、飲酒量が多い人ほど発症率が高まります。
予防として大切なのは飲酒量を減らして運動をすることなのです。
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