「指の関節が腫れてきた」
「病院ではテーピングやサポーターを勧められた」
「これで本当に治るのかなぁ、、」
こんな悩みを抱えていませんか?
腫れている関節にテーピングやサポーターをするのはよくある対処です。
こちらではへバーデン結節に対するテーピングやサポーターでは成果が上がらない時の原因と対処法について書いています。
なぜテーピングをするのか?
ヘバーデン結節で指の関節が腫れるのは、軟骨がすり減ったり骨が出っぱったりするからです。
人によっては水泡のような腫れが指の第一関節に起こり、手を使うことで痛みが出たり腫れが酷くなったりします。
テーピングやサポーターをするのは関節を圧迫して腫れを物理的に防いだり、関節を固定することで痛むほどに指を動かないようにするためです。
色々なテーピングの方法やサポーターなど様々なものがありますが、一時的に腫れや痛みがマシになっても根本的に解決したという人は稀です。
そもそも関節が腫れているから圧迫して固定するという発想は、打撲して痛むときや痛みを我慢してスポーツする時の話です。
テーピングで効果が出ない人とは
テーピングで効果が出ない人は、そもそも指先の内側から強い圧力がかかっているからです。
指先の内側からの圧力が強いのは浮腫みのせいであり、指先の血流が悪いことがそもそもの原因です。
そして血流の悪さの原因が指先にあれば多少の成果はありますが、手首や肩関節などに問題がある場合は焼け石に水なのです。
大切なのは指先の血流を高めるために問題となっている部位を特定することが重要で、老廃物などが溜まっている事が原因ならリンパの流れを高める必要があります。
その場合は大きなリンパ節がある部位を刺激するのが重要です。
指の腫れを鎮めるには
指先の血流に影響を与えやすい大きなリンパ節は腋窩リンパ節と鎖骨下リンパ節です。
この2カ所が滞っていると、指先をどんなに圧迫しても流れが良くなることはありません。
逆にこの2カ所をしっかりと流してやると指先の腫れや痛みは治まりやすくなるのです。
リンパマッサージや整体などに行くのも一つの方法ですが、セルフケアでもリンパの流れは高められます。
腋窩リンパであれば、腋窩をつまみながら肩を大きく動かすことで流れを高められます。
鎖骨下リンパであれば、胸を張った姿勢で腋窩に向かって鎖骨の下の部分を擦ってやれば流れを高められます。
まとめ
テーピングは圧迫と固定をするためのもので、へバーデン結節に有効とは限りません。
へバーデン結節にテーピングで効果が出ない人は指先が浮腫んでいるからです。
根本的に解決するには腋窩と鎖骨下のリンパ節を刺激することです。