「特定の季節や花粉の飛散時に咳が悪化することがある。」
「複数の薬を試しても、効果がないことがある。」
「夜中に咳が酷く、寝不足になってしまう。」
こんな悩みを抱えていませんか?
咳は副鼻腔炎と深い関係があります。
こちらでは副鼻腔炎から咳喘息が起こるメカニズムと対処法について書いています。
副鼻腔炎とは
副鼻腔炎は蓄膿症とも呼ばれ、副鼻腔と呼ばれる鼻の空洞に膿がたまることで鼻づまりや嫌なニオイなどの症状を引き起こす病気です。
原因には風邪や花粉、細菌などが関係しており、自然に治ることは少ないとされます。
副鼻腔炎の症状には咳や痰、微熱などの呼吸器症状があり、鼻腔から咽に膿が流れて行くと痰が絡んだ咳を伴う気管支炎となります。
この気管支炎が長引くことで咳喘息が起こり、悪化すると気管支喘息へと発展するので注意が必要です
また、鼻詰まりが原因で口呼吸が多くなると気管支炎を誘発しやすくなるので加湿も重要です。
副鼻腔炎からの咳喘息
副鼻腔炎になると鼻水が粘り気を持ち、その鼻水が喉の方に流れてしまうことを後鼻漏(こうびろう)といいます。
後鼻漏により流れた鼻水を外に出そうとして咳が出ます。
そのため、副鼻腔炎から起こった咳喘息は鼻づまりや鼻汁があり、寝ている時や朝方に咳がひどくなります。
普通の咳喘息なら痰は出ずに微熱などもありません。
咳喘息はアレルギー性なので、普段からアレルギー性鼻炎などがある人ほど起こりやすいのも特徴です。
副鼻腔炎を解消する薬膳
副鼻腔炎になる人は肺が弱く、呼吸機能全般が弱いせいで寒暖差に敏感に反応します。
また皮膚が弱く免疫機能が弱いので、肌が荒れやすかったり風邪を引きやすかったりもします。
鼻水がドロッとして濃い人は熱がこもっているので、熱を冷ます作用が強いミントティーや小豆茶もお勧めです。
また、キュウリやトウモロコシなども熱を冷まして老廃物の排泄を促します。
基本的に副鼻腔炎を解消するには頭の熱を発散させて身体の老廃物を排泄させることで解消されます。
まとめ
副鼻腔炎は肺が弱い人がなりやすく鼻に膿や鼻水が溜まっている状態。
膿や鼻水が喉に流れることで咳が出て咳喘息となる。
副鼻腔炎を解消するには頭の熱を発散させて老廃物の排泄を促すことが大事。
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