インサイド整体は気血津液を整えます。
気血津液は内臓の機能に左右されます。
そのためインサイド整体は内臓の機能を高めるように身体の機能を高めます。
今回は気血津液と内臓の関係性について解説します。
気血津液とは
気(代謝)とは身体で行われる生きていくために必要なエネルギーを作る行為です。
エネルギーとは
- ATP
- 熱量
などになります。
代謝は全身の細胞でも行われますが、内臓なら肝臓や腎臓が代謝を調節する要となります。
そのため肝臓や腎臓が弱い人は気(代謝)が低い気虚の体質と言えます。
実際に身体で行われる代謝の内では肝臓が21%で、腎臓が8%となり脳や心臓などを除けば代謝を左右する臓器だと言えます。
次に血(栄養)とは血液中を流れる
- 赤血球や白血球
- 糖質や脂質、たんぱく質
- ホルモン
などになります。
血(栄養)は心臓の力で運ばれますが、胃腸から吸収された栄養や肝臓などで作られたホルモンやたんぱく質が血(栄養)の元となります。
最後に津液(水分)とは血液を除いた水分の総称です。
そのため
- リンパ
- 唾液
- 胃液や胆汁
- 尿や汗
などが津液に該当します。
そのため津液を調節するのは、尿を排泄する腎臓や水分の吸収を行う大腸、全身にリンパを巡らせる肺などです。
気(代謝)は身体を回復させるために必要なので、気が不足した気虚の状態になると疲れがとれなくなります。
気虚の状態になると血(栄養)の吸収がうまくいかなくなります。
血(栄養)の不足は筋肉の働きを低下させるので、津液(水分)による排泄も上手くいかなくなります。
こんな虚の状態には、気(代謝)を高める前に津液(水分)に含まれる老廃物の排泄を促します。
だからインサイド整体では身体のリンパの流れを良くして、白湯をしっかり摂ってもらい尿の排泄を促します。
まとめ
東洋医学の基本は排泄です。
気(代謝)を高めるためには、運動や食事よりも老廃物の排泄が重要です。
ですが津液(水分)の滞りは自力では解決しにくいので、インサイド整体で津液(水分)の排泄を促すのです