「東洋医学って何?」
「白と黒の図は何を現しているの?」
「現代医学とは何が違うの?」
こんな悩みを抱えていませんか?
こちらでは、東洋医学の基本となる考え方と現代医学との違いについて考えています。
東洋医学とは
東洋医学では人間も自然の一部と考え、健康を維持するためには自然に逆らわない生き方が大切だと考えました。
現代医学との違いは、人間は特別な存在ではなく自然に即して生きれば健康だと考えている点です。
自然の流れを観察したときに気づくのは、一日の内に昼と夜があり一年の中に四季があるということです。
昼夜や春夏秋冬の流れから陰陽という言葉を作りました。
太陽が昇りだして明るい昼間は陽で、太陽が沈んで暗くなる夜は陰と分けました。
さらにどんどんと暑くなっていく春から夏は陽で、徐々に寒くなっていく秋から冬を陰と考えたのです。
この時間の流れを現したのが太極図(たいきょくず)です。
陰陽の移り変わりを見ると
夜が深まった時は陰が大きくなり、陰が大きくなると陽が少しずつ発生して朝日が昇ります。
陽が最も深まった時が正午頃であり、陰が最も深まった時が24時ごろになります。
また、陽が最も大きな時期がお盆の8月頃で立秋となり、陰が最も大きな時期が2月頃の立春とります。
陽の始まりは春であり暑くなりやすいですが冷えやすい時期であり、陽が深まる夏は暑くなりやすく冷えにくい時期になります。
陰の始まりである秋は暑くなりにくく冷えにくい時期で、陰が深まる冬は暑くならず冷えやすい時期になります。
現代医学ではウィルスや細菌などが原因で炎症や不調が起こると考えます。
ですが、東洋医学では気温や気圧、湿度の変化などが不調の原因と考えています。
まとめ
太極図は東洋医学の基本であり、身体の状態を維持するのに大切な考え方となります。
季節の変わり目に体調を崩すのは気温や気圧、湿度の変化が原因です。
大切なのは時期によって変わる気候の変化に対応することです。