「なんだか頭痛がする」
「薬を飲めばマシだが飲みすぎたくない」
「頭痛が起きないように出来ないだろうか?」
頭痛が起きる原因はいろいろとありますが、冬に起こる頭痛の原因は寒さによる緊張です。
こちらでは、寒さで起こる頭痛の原因と解消するためのスマート筋トレについて書いています。
寒暖差で頭痛が増える
冬は寒さで血流が悪くなり、筋肉が緊張することでこめかみ辺りに痛みが出やすくなります。
普段から肩こりがある人は冬に頭痛が出やすく、 パソコン作業など長時間同じ姿勢で過ごすと頭痛が悪化します。
普段から運動をして血流が良い人は冬でも平気ですが、普段から運動不足で肩回りの動きが少ない人は冬に頭痛が増えるのです。
また暖かい部屋から寒い外に出ると、身体が強く緊張してこめかみ辺りの頭痛の原因となります。
東洋医学から見た寒暖差の頭痛
東洋医学から寒暖差の頭痛を見ると、風寒邪が首周りに悪影響を与えることで身体が硬くなって頭痛が起こると考えます。
風邪は気圧の変化で寒邪は低い気温を指し、気圧の変化と低気温が首周りの筋肉を緊張させるのです。
風邪は自律神経を乱れさせ、寒邪は筋肉を硬くして痛みを起こさせます。
単純に身体が冷えた場合もあれば、身体が弱っていて代謝が低下している場合もあります。
風邪の場合による自律神経の乱れはへバーデン結節の原因ともなり、寒邪による筋肉の緊張は坐骨神経痛の原因ともなります。
また、体調が悪い人は身体がむくんで変形性膝関節症が悪化する場合もあるのです。
頭痛を解消するスマート筋トレ
基本のスマート筋トレは肩回し体操になります。
やり方)
- 背筋を伸ばして手を肩に当てる
- 肘で円を描くように10回行う
- 逆回しも行う
ここでポイントとなるのが深呼吸も行う事です。
寒暖差で首周りが緊張する原因の一つが気圧による呼吸の浅さです。
そのため肩回しを行いながらしっかりと深呼吸も行いましょう。
深呼吸を行うことで肋骨が上下に動けば首の筋肉はどんどんと緩んでいきます。
まとめ
寒暖差があるとこめかみ辺りの頭痛が起こりやすくなります。
さらに気圧の変化も加わることで首周りの筋肉が硬くなることも原因です。
頭痛の解消に大切なのは肩から肋骨までをスマート筋トレで動かすことです。