へバーデン結節と診断されたが治療法は無いと言われた。
放っておけば痛みは治まるが変形するらしい。
シップを巻くようにと言われただけだった。
こんなことを言われて悩んでいませんか?
へバーデン結節に関する知識は医師でもバラバラです。
そのため、何もしてもらえない人も目立ちます。
こちらでは、へバーデン結節と分かった時にやってはいけない事とやるべき事について書いています。
へバーデン結節でやってはいけない事
へバーデン結節に関する情報は多くありますが、人によって言う事が違います。
その中でも無責任にも思える記述も目にします。
ハッキリと言って、老化に対して出来ることが無いというのは誤解です。
身体は老化するものですが、適切な対応を行えば健康な状態は維持できるのです。
特にへバーデン結節に関して言えば、
- 放置
- 痛み止め
- 固定
などは状態を悪化させる危険すらあります。
へバーデン結節は放っておけば進行するので、放置しておくのはお勧めできません。
痛みは時間とともに落ち着くこともありますが、何年も痛みに悩んでいる人も多くいます。
また、痛み止めでごまかすのは放置しているのと変わらない対処です。
痛み止めは痛みをマシにしてくれますが、効果が切れればまた痛みだします。
そしてステロイド系の消炎鎮痛剤には副作用があるので多用はリスクもあります。
テーピングは腫れを押さえるのでマシになったような気はしますが、実際には変形を阻止するほどの効果は期待できません。
多少は進行を遅らせられるかもしれませんが、痛みが解消されるまで何年もかかることもあるのです。
腫れを解消するスマート筋トレ
へバーデン結節の主な原因は二つです。
それが浮腫みと緊張です。
浮腫みが指の腫れを起こし、筋肉の緊張が指の痛みを強くします。
この両方が同時にあると指の変形が進行します。
今回は腫れの原因となる浮腫みを解消するスマート筋トレを紹介します。
浮腫みは全身にあるリンパ節が詰まることで起こります。
そのため、身体にある六大リンパ節を刺激することが有効なのです。
やり方)
まずは腸リンパからです。
- 肩幅に足を広げて背筋を伸ばす
- 両手でお腹をつまんで腰を回す
- 逆回転も同様に行う
次は股関節の前面にある鼠経リンパです。
- 肩幅に足を広げて立つ
- 両手で鼠経部を抑える
- 背筋は伸ばしたまま股関節から曲げる
- 可能な限り曲げたら上半身を戻す
三つ目は膝の裏にある膝窩リンパです。
- 肩幅に足を広げて立つ
- 膝裏を指で押さえる
- その状態で屈伸する
四つ目は首リンパです。
- 胸鎖乳突筋をつまむ
- つまんだ側とは逆を向く
- 逆側も同様に行う
五つ目は鎖骨リンパです。
- 鎖骨を指で上下で挟む
- 腋をしめて肘は90度に曲げる
- その状態から腕を外側に開く
- 左右ともに繰り返す
六つ目は腋窩リンパです
- 腋をつまむ
- 指先を肩において肘を回す
- 逆側も同様に行う
基本的に腫れて痛んでいる指は触りません。
全身のリンパの流れが良くなれば自然と指の腫れは治まるからです。
まとめ
へバーデン結節は老化らだから対処法が無いというのは大きな間違いです。
もし放っておけば、痛みは治まってもかなり指は変形しています。
それを事前に防ぐには全身のリンパの流れを良くして浮腫みを解消することです。