「すぐに腰が痛くなる」
「マッサージを受けても楽になるのは一時的だ」
「運動はしているのに効果が出ない」
こんな悩みを抱えていませんか?
腰痛は腰だけの問題ではありません。
こちらでは腰痛を解消して予防するのに重要な体幹について書いています。
体幹とは
体幹とは手足を除いた首から下の部分を指し、肩や股関節に背中と胸腹部の筋肉で覆われています。
最近ではインナーマッスルという言葉もありますが、インナーマッスルは身体の深いところにあり姿勢を維持する筋肉を指します。
対して、身体の表面にある動くための筋肉はアウターマッスルと呼ばれます。
基本的に腰痛を解消して、予防するのに重要なのがインナーマッスルなのです。
インナーマッスルが弱い人は姿勢が悪くなりがちなので、その状態でアウターマッスルだけ鍛えても腰痛は解消されないのです。
インナーマッスルとは
インナーマッスルは表層の筋肉と違って見た目には分かりません。
ですが姿勢を維持するために重要な役割を果たし、インナーマッスルが弱い人は長時間のデスクワークなどに弱くなります。
インナーマッスルは不安定な姿勢をした時に特に活躍し、転倒の予防などにも役立ってくれています。
そんなインナーマッスルが弱ることで腰の筋肉の負担が増えて腰痛を起こすのです。
現代人は表層の筋肉にばかり気を取られてインナーマッスルを軽視しがちなので、腰痛に悩む人が多いと言えるのです。
体幹のインナーマッスルを鍛えよう
体幹のインナーマッスルの強さは片足立ちでチェックできます。
インナーマッスルが弱っている人はバランスも悪いので、目を閉じて片足立ちをすると分かるのです。
やり方)
- 腰に手を当てる
- 目を瞑る
- 片足を浮かせる
この状態を何秒キープできるかがポイントです。
目安としては、以下の秒数できると望ましいです。
- 20代:20秒~60秒
- 30代:15秒~55秒
- 40代:10秒~40秒
- 50代:7秒~25秒
クリアできなかった場合は、バランス能力と体幹のインナーマッスル不足です。
普段から片足立ちを行っておくと体幹のインナーマッスルのトレーニングになります。
可能なら太ももを床と平行になるまで高く上げましょう。
その状態で年代の最低時間の倍ほど行うのが目標なので、30代なら30秒で40代なら20秒ほどになります。
膝を高く上げるのが無理な人は少し足を浮かせるところから始めましょう。
まとめ
腰痛は腰の問題ではありません。
体幹のインナーマッスルが弱ることで腰の負担が増えると腰痛になります。
普段から片足立ちで体幹のインナーマッスルを鍛えて腰痛を予防しましょう。